2024年03月13日
ジャガー「ネリア」が転出します(3月27日)
当園のジャガー「ネリア」(メス、5歳)が、公益社団法人日本動物園水族館協会の種保存事業の一環として、東武動物公園での繁殖を目指し、2024年3月27日に転出することになりましたので、お知らせします。
なお、当園で「ネリア」がご覧いただけるのは、3月25日(月)13時頃までです。
ジャガー「ネリア」
生年月日:2018年8月21日(5歳)
性別:メス
出生地:南アフリカ共和国 Akwaaba Predator Park
来園日:2020年11月12日
繁殖歴:
2021年8月18日、「アトス」(オス、14歳)との間に、双子の「アステカ」(オス、2歳、現在は日立市かみね動物園にて飼育)、「マヤ」(メス、2歳、現在は名古屋市東山動物園にて飼育)を出産。
移動について
移動先:東武動物公園(埼玉県)
移動日:2024年3月27日(水)
※休園日であるため、移動の様子はご覧いただけません。なお、報道陣にも非公開です。
※当園で最後にご覧いただける日時は3月25日(月)9時~13時頃の予定です。
参考情報
1.東武動物公園の飼育個体
「リンド」(オス、4歳)
2019年3月23日 わんぱーくこうちアニマルランド生まれ
2020年7月8日 東武動物公園に移動
2.移動後の当園における飼育個体
「アトス」(オス、14歳)
2009年12月11日 ポーランド ワルシャワ動物園生まれ
2013年6月27日 当園に来園
3.ジャガーについて
中米から南米大陸中部の熱帯雨林、草原、沼地等に生息する。がっしりした体つきで、木登り及びネコ科動物としては珍しく泳ぎを得意とし、カピバラ、ワニなど様々な動物を、強力な肢と顎で捕食する。
多くの個体の体色は黄褐色に黒い斑紋があるが、全身が黒い黒変種もいる。野生の生息数は推定約6万頭で、密猟、駆除、生息地の開発が進み、絶滅の危機が高まっている(IUCNレッドリストによる分類は「準絶滅危惧(NT)」)。
※国内のジャガーの飼育状況:12園館20頭(オス12頭、メス8頭(2022年12月31日現在)