2011年07月04日
アビシニアコロブスの赤ちゃん誕生
サルの仲間「アビシニアコロブス」の赤ちゃんが誕生しました。
6月24日(金曜)に1頭が生まれ、様子を見守っていたところ、29日(水曜)にも別の母親がもう1頭出産しました。2頭とも母親にしっかりと抱かれ元気な様子です。
王子動物園でのアビシニアコロブスの誕生は約5年半ぶりです。
成長したアビシニアコロブスは、美しい黒と白のコントラストが特徴ですが、生まれたばかりの赤ちゃんは全身が真っ白で、日ごとに親と同じように黒いところが出てきます。
現在、2頭の赤ちゃんは放養式動物舎で公開中です。母親に大切に抱かれているため、なかなか全身を見ることはできませんが、時折、親の腕の中に真っ白な赤ちゃんを見ることができます。
赤ちゃんの情報
2頭とも 性別は不明
体長は約25cm
体重は約300g
両親の情報
24日に出産した母親「アヤ」(11歳)
1999年11月17日 東京都恩賜上野動物園生まれ
2002年3月29日 神戸市立王子動物園に来園
29日に出産した母親「アビ」(5歳)
2006年1月22日 神戸市立王子動物園生まれ
両方の父親「バッコス」(11歳)
1999年7月20日 東京都恩賜上野動物園生まれ
2009年6月22日 神戸市立王子動物園に来園
アビシニアコロブスについて
・分類
霊長目オマキザル科
・生息地域
中央アフリカの熱帯雨林
・王子動物園の飼育数
オス1頭
メス3頭
不明2頭(今回、生まれた赤ちゃん)