2021年05月18日
王子動物園のリニューアルに関する有識者からの意見聴取について
王子動物園は令和3年3月に開園70年を迎え、長い間、便利で身近な動物園として多くの市民や来園者に親しまれてきました。しかし、施設の老朽化が課題であるとともに、動物福祉の観点や展示方法等においても、動物園として今後さらなる工夫が必要と考えられます。
このような点を踏まえ、動物園に求められている役割を見つめ直し、魅力ある動物園となるようリニューアルを進めていくにあたり、有識者委員を選任し、専門的な見地から意見等を聴取します。
意見聴取する主な内容
(1)動物園を取り巻く環境
・ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)下における動物のコレクション
・動物福祉に配慮した展示等
(2)公立動物園としての果たすべき役割
・種の保存
・調査研究
・環境教育
・コレクションプラン(動物収集計画)
(3)都市型動物園としての果たすべき役割
・展示方法(動物福祉に配慮、レクリエーション機能の充実 等)
・施設の配置計画(観覧の動線や園地デザイン 等)
有識者名簿(敬称略・五十音順)
赤澤 宏樹
有識者(造園学・ランドスケープデザイン)
兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授
坂本 英房
有識者(動物園関係者)
京都市動物園長
佐渡友 陽一
有識者(動物園学)
帝京科学大学アニマルサイエンス学科講師
原 久美子
有識者(動物園関係者)
前横浜市立金沢動物園園長、前日本動物園水族館協会教育普及委員会委員長
坂東 元
有識者(動物園関係者)
旭川市旭山動物園長
松本 朱実
有識者(教育学・学芸員)
近畿大学非常勤講師、動物教材研究所pocket主宰