2020年11月15日
ジャガー「ネリア」が来園しました
11月12日(木) に、南アフリカ共和国よりメスのジャガー「ネリア」が来園しました。
神戸市立王子動物園では、2016年7月26日にメスの「ローラ」(当時6歳)が死亡して以来、オスの「アトス」(10歳)1頭のみの飼育となっていました。今回来園したジャガーは2歳で、今後は「アトス」との間で繁殖に取り組みます。
※来園したジャガーは当園の環境に慣れるまで、非公開といたします。
(画像は王子動物園に来園する前のものです)
来園したジャガーについて
名前:ネリア(Nelia)
性別:メス
年齢:2歳 2018年8月21日 南アフリカ共和国 Akwaaba Predator Park生まれ
当園の他の飼育個体
「アトス」 (オス・10歳・黒変種)
2009年12月11日 ポーランド ワルシャワ動物園で出生
2013年6月27日 神戸市立王子動物園に来園
ジャガーについて
・分類:哺乳類食肉目ネコ科
・英名:Jaguar ・学名:Panthera onca
・生息地:北米大陸南部と南米大陸の熱帯雨林、草原、沼地等に生息。
・特徴:頭胴長120-185cm、尾長70-91 cm。体重45-158 kg。体色は多くは黄褐色で黒い斑紋に囲まれ中に黒点のある花紋状の斑紋を有する。ネコ科の動物としてはトラ、ライオンに次ぐ大きさで、主に夜行性で単独生活。妊娠期間は100~110日、一産2~4仔。国際自然保護連盟(IUCN)のレッドリストで準絶滅危惧種(NT)に分類され、また国際的に協力して種の保存を図ることとされている希少種。
国内のジャガーの飼育状況(2019年12月31日現在)
10園館 16頭(オス11頭、メス5頭)