2019年06月06日
アムールトラ「レーニャ」がやってきました
6月6日(木)に、ドイツのライプツィヒ動物園からアムールトラの「レーニャ」(メス)が来園しました。
アムールトラは野生で約500頭しか生息していない希少亜種で、国際的な種管理計画のもと世界中の動物園で繁殖への取り組みが進められています。
神戸市立王子動物園では、2018年7月11日に「ヤマ」(メス、当時18歳)が死亡して以来、アムールトラの展示はありませんでした。今後はオスの導入も進め、繁殖を目指します。
※来園したアムールトラは当園の環境に慣れるまで、非公開といたします。
(画像提供:Zoo Leipzig/Jens Hummel)
アムールトラ「レーニャ」
性別:メス
年齢:2歳
2017年2月24日 ドイツ ライプツィヒ動物園生まれ
アムールトラについて
・分類 :哺乳類食肉目ネコ科ヒョウ属
・英名 :Amur Tiger ・学名:Panthera tigris altaica
・生息地 :中国北東部、ロシア沿海地方のアムール川流域の針葉樹林に生息。
・特徴 :現存ネコ類の中で最大。体毛は長く、厚い。基本的に単独生活で、縄張りを持
ち、小動物から大型動物までを捕食する。繁殖期は冬、産仔数は平均3~4仔。
国内のアムールトラの飼育状況
23園館 56頭(オス22頭、メス34頭)(2018年12月31日現在)