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最新ニュース

  • 2014年08月28日

    あかちゃんシリーズ3 セキセイインコの人工育雛 

    今年の8月20日のことです。セキセイインコ舎に孵化後3日ぐらいの雛が地面に落ちていました。

    ほかのセキセイインコにつつかれたのか、巣から落下した時に頭を打ったのか…大きな内出血があり、発見した担当者がすぐに動物病院へ運びました。

     

    弱った鳥に対しての処置としては、とにかく温めることです。すぐに孵化器の温度を37度に設定し温めました。

    衰弱して、ほとんど動かなかったのが、動き出してピーピー鳴きはじめました。これより人工育雛を開始することとなりました。

     

    担当者は動物が大好きで、常に動物を観察し、どう対応すればいいかを考えるので、安心して任せることができます。

     

    では、人工育雛の様子を紹介します

     

      0824体重測定

    体重測定の準備

    体重は2.6gでした。なんと1円玉2枚半の重さです。

     

    0820 1

    インコ用の液体飼料(ミルクみたいなもの)をあげている様子ですが、あまりに小さくて、よく見えないと思います。

     

    DSC_0259

    スプーンの両端を曲げて飲みやすくして与えます。ミルクを飲むと首のところの 素嚢(そのう)が膨らみます。いまは空なので見えません。

     

    0824 お腹がいっぱい

    お腹いっぱいに飲むと、このように 素嚢(そのう)が膨らみます。

     

    0824 ティッシュで

    飲ませたあとは、ミルクで汚れた顔や首を濡らしたティッシュできれいに拭いてあげます。

     

    1か月もたてば羽も生えてインコらしくなると思います。

     

     

    そーかつ☆