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  • 2016年04月29日

    お宝、発見 【ナマケモノ 首の骨】

    哺乳類は、首の骨の数が、

    頭と肩の間、首の長さに関係なく、

    7個です。

     

     

    ナマケモノ顔

     

     

    ナマケモノに当てはまらない種がいます。

     

    ナマケモノぶらさがり

     

    王子のフタユビナマケモノは7個です。

    全身骨格のお宝標本で確かめました。

     

     全身骨格9812

     

     

    しかし、ミツユビナマケモノは8~10個です。

    お宝を探してみると、

    2010年にケンブリッジ大学のAsher博士チームが

    発表した論文を見つけました。

    哺乳類の発生過程では、頭から8番目の骨から形ができていく。

    ふつう、8番目の骨には肋骨がつき、肩ができる。

    フタユビナマケモノの骨格標本で確かめてみました。

     

    ナマケモノ頚椎

     

     

    ミツユビナマケモノでは、8番目に肋骨を欠き、

    肩が下がり、首の骨になる。

    9番目や10番目も肋骨を欠いて、肩が下がり、首の骨になる。

    画像は、「sloth neck bones」でネット検索すると、見つかりました。

     

     

    (なんの専門)