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2021年09月03日
資料館レポNo.11 夏休み動物のからだ探検隊開催
今年もコロナ禍で、大人数で行われる教室、イベントは中止になりましたが、コロナ禍でもなんとか教室が行えないかと、少人数の教室を開催いたしました。
この教室は2回目で、動物園教育、環境教育の研究者である松本朱実先生(近畿大学)にご協力いただき、教室のプログラムをデザインし実施しています。
資料館にあるいろいろな標本を利用し、参加者が自ら探求して学ぶことを目標にしています。
今回は「焼き鳥から見えてくる鳥のひみつ」をテーマに、小学校4年生から6年生の8名の方に参加していただきました。。
まずは焼き鳥を食べて?もらおうと、紙で作った焼き鳥を配り、
配られた焼き鳥の部位をあてるクイズから
みんな緊張気味。手羽先、手羽元、むね肉、もも肉、いつもニワトリのどこを食べているかわかるかな? クイズは意に反していまいちもりあがりませんでした。
さて、次は骨ならべ。ニワトリの手羽元、手羽先、骨はどうなっているのかな。
資料館職員が作ったニワトリのつばさの標本をならべてもらいました。当然、周りの肉は無駄にせず職員がいただきました。うーん、翼の先の方がむずかしな~自ら考えることを大切にしている教室。まちがってもいいので、楽しんで並べてもらいました。ヒトと比べるとわかりやすい。小型の人骨模型は結構役に立ちます。 鳥って、指が3本しかなかったんだ。 発見しましたね。
次は動物園にいる鳥の骨ならべだよ。
タンチョウは大きいけど、ニワトリとよくにているので簡単にならべることができました。すばらしい
フラミンゴも見てみようか。やはりニワトリとにているね。
次は生きたニワトリを観察しよう。
いつもはふれあいコーナーで、ふれあいスタッフとともに資料館まで出張してくれました。
名古屋種のなごやんくんはみんなにに翼を見せてくれました。
カツラチャボのりんごちゃんは飛べるかな?の実験に協力。
生きたニワトリを、間近に観察できました。
次は飛べる鳥の翼のはく製を観察。
先ほど並べたフラミンゴの骨を翼にあてて、納得する子どもたち。
シロフクロウの羽の先に注目していた方もいました。
最後に当園最大級の鳥の骨格標本、ダチョウ。ダチョウのムネの骨には出っ張りがないことに気づきました。
参加者の皆さんは最初は緊張気味だったけれど、終わるころにはいろいろな発見をしたことを目を輝かせながら、語ってくれました。
鳥はなぜとべるのかを発表し、意見を共有し合いました。
松本先生(右)、いろいろご協力ありがとうございました。
今回はニワトリの骨格から鳥の飛べるひみつをさぐるとともに、食としてのニワトリの存在を自然とどうつながっているのかを考えてもらうことも目標としていました。
目標を達成できたかどうかを評価し、次につなげていきたいと思います。
Norigoriチャン
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