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2014年10月01日
えんちょうさんぽ21 「動物園の歴史Ⅲ」
なぜ、動物園に遊園地があるのか
それは、日本で動物園ができた当時の時代背景からわかります。王子動物園は1951年にこの地に開園しましたが、その時から遊園地はありました。
当時の園内マップです。
敷地も現在よりかなり小さく、遊園地も汽車や飛行塔くらいでした。
テレビが一般家庭に普及する前で、娯楽が少ない時代、動物園は屋外の娯楽の代表でした。
必然的に小さな子供が喜ぶ遊具も全国の動物園で併設されていました。
21世紀に入り、阪神間にあった遊園地は2003年に阪神パーク、宝塚ファミリーランドが、2008年にポートピアランドが閉園し、百貨店の屋上にあった乗り物も次々になくなり、昭和の遊園地は激減していきました。
今も、残ってがんばっている王子動物園の遊園地 「このレトロ感覚がなつかしい」「小さい子供にちょうど良い」などの声も聞きます。
遊具を紹介ましょう。 一番のおすすめは観覧車です。
港神戸の景色や六甲山が一望です。隣の王子競技場の試合もよく見えます。
観覧車から見る園内の桜は絶景です。
かつての遊園地といえば、ティカップ
回しすぎてよく気分が悪くなりました。
パラソルもついて、かわいいパンダやサルの絵のカップになっています。
定番の観覧車、お母さんと子どもさんの2ショットが似合います。
絶叫系はドラゴンコースター 宙返りはしませんが、小さい半径で回転しますので、案外スリルがあります。
デパートの屋上でよく見かけた飛行塔です。神戸の街並みもよく見えます。
カガミのお家です。入ってみると不思議な感覚になります。お客さんが時々かがみにぶつかるそうです。気を付けて
秋空が広がる絶好の行楽シーズンが始まります。動物に癒され、遊園地で楽しむ 家族の時間をぜひ、王子動物園に来て、味わってください。
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