エゾヒグマ、ウマグマ（チベットヒグマ）、ニッポンツキノワグマの3種がいるクマ舎は、2011年にリニューアルされました。

屋外展示場はとっても広くなり、それぞれの生息地環境を模したつくりになっています。

北海道に住むエゾヒグマはこんな感じ。

右奥の滝は知床の雪解けをイメージしております。

がしかし…ベースとなる寝室部分は1967年にできた古いまま。
なので時々いろんな不具合が出ます。

今回は、エゾヒグマが出入りするここの扉が、うまく開かなくなってしまいました。

補修工事の間、エゾヒグマたちには寝室に入っていてもらうため、11月9日(木)・10日(金)は終日ご覧いただけません。

寝室前の通路も作業のため通行止めとなります。

なので、お隣りのウマグマ（チベットヒグマ）とニッポンツキノワグマも、寝室に収容する15:30頃以降は、ご覧いただけなくなります。

もし扉が思った以上にヒドイ状態で、補修に時間がかかるようなら、また予定が変わるかもしれません…涙

どうぞよろしくお願いいたします。

（亜種メガネダヌキ）

王子動物園のちょっと古いお宝記録から、

ペンギンの卵のだき方を調べてみました。

フンボルトペンギンは穴の中に巣を作り、

腹ばいになって、卵をだいていました。

写真はオスで、メスと交代して温めていました。

親の下腹あたりに、卵が２個並んでいました。

オウサマペンギンは、立ったまま、足の上に卵をのせていました。

手前の立ち姿と比べると、体を下げているのがわかります。

抱いていた卵は１個でした。

親がうまく温めなかったので、フ卵器に入れましたが、

残念ながらフ化はしませんでした。

残った卵殻はお宝標本です。

形、大きさや色合いなどを比べると、

動物いろいろ、新発見。

（なんの専門）

一風去ってまた一風。

台風21号の爪跡も残る中、なぜ日曜ばかり台風がやってくるのでしょう？

今日はハロウィンZOO、開園できる限り開催するぞ！
と意気込んだものの、日中は大荒れのお天気でした。

せっかくのカボチャたちも恨めしげに虚空をにらんでいましたよ。

（カバ舎にたたずむ、カバ顔カボチャ）

（セグロカモメに前を素通りされる、クチバシ付きカボチャ）

それなりに楽しんでくれた動物たちも。

（エゾヒグマ、アップで見ると爪すごすぎます）

（アカハナグマ、カボチャのシルエットとちょっとシンクロ）

（キンカジューは夜行性でハロウィンっぽさ満点？）

荒天のため、キリン・レッサーパンダ・カワウソは中止いたしました。
ひっそり明日に延期しますので、よろしければリベンジにおつきあいください。

レッサーパンダ（13:10頃、旧レッサーパンダ舎にて）、キリン（13:30頃）、カワウソ（13:40頃）の予定です。

明日は晴れますように。

（亜種メガネダヌキ）

台風で資料館も停電をしておりました。

停電した資料館は昼間でも真っ暗でした。

さて、動物科学資料館30周年記念特別展「動物たちからのメッセージ」

も１１月５日で終わります。

そして、講演会も１０月２９日（日）黒鳥英俊先生の

「オランウータンへの恩返し」で最終回です。

また、台風がやってくるそうで当日とっても心配です。

募集は１０月１８日に締切ましたが、まだ、席に余裕があります。

申し込まなかった方、申し込み損ねた方、当日参加者募集しますので、

お誘いあわせの上、動物科学資料館動物園ホールへ直接お越し下さい。

開演は午後１時３０分からです。

黒鳥先生からオランウータンを通じてどんなメッセージがあるのか

楽しみです。

写真提供　黒鳥英俊氏

Norigoriチャン

 明日開園するために、昨夜のうちに突貫工事で電柱2本建てました。

ヒマラヤ杉がもたれかかった高圧線を避けて迂回路を作るためです。

迂回路から獣舎への配線工事のため、今日は朝から現場の調整に設備担当者が走り回っています。

これで園内の停電箇所はなくなるはずです。

例のヒマラヤ杉はこんな姿に。。。

根っこが浅いです。。。

倒木処理も大変ですが、倒れかけの木も大変です。
危険な木の処理は、明日までに大急ぎで終わらせなければなりません。

かてて加えて大きな被害に隠れて気づかなかった小さな被害が次々見つかっております。

私たち動物園スタッフだけでなく、電気工事業者さん、造園業者さん、清掃業者さんたちにも本当に頑張っていただいております。

一方、動物たちは長いお休みで相当のんびりムードです。

なんにも頑張ってません（笑）。

<お知らせ>

明日から通常通り開園いたします。長らくご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

ただ、通行止めの区域を設けさせていただきますので、それに伴いホンドフクロウ、オジロワシはご覧いただけません。

なお、旧ハンター住宅も破損したテラスの修復工事のため、明日と明後日は邸内にお入りいただくことができません（土曜日から再公開予定）。

以上よろしくお願いいたします。

それでは皆様のご来園を心よりお待ち申し上げております。

オカン

 ふれあい広場のガチョウのがっちゃんの見上げる先には･･･

高所作業車が傾いた木を切っています。

倒れてしまわないように、少しずつ少しずつの作業です。

園内はいくらか片付き始めています。

木がなくなってちょっと風景が変わってしまった場所もあります。

カバのプールの北側がすーすーした感じになったり、

アシカ池の北側の風通しがよくなってしまったり。

高圧線にもたれかかったヒマラヤ杉は、まだもたれかかったままです。

電線部分を黄色で描いてみました。

 ちなみに向かいの木にも、よっかかっています。

大きなクレーンが2台設置され、１台はヒマラヤ杉、もう１台は電柱を吊っています。

まず枝を切って、重量を減らしているもようです。

バランスを崩してしまうと、高圧線が切れたり電柱が倒れたりするので、ごく慎重に作業を進めています。

そろそろ暗くなってきましたので、今日はこれで終わりかなあ。。。

明日どれだけ作業がはかどるかにもよりますが、木曜日に開園できるかどうかはまだ微妙･･･。

動物たちは元気ですのでご安心ください。

オカン

園内随所にその爪あとを残して、強烈な台風21号が通り過ぎていきました。

動物たちはみんな元気で被害がなかったのは何よりなのですが、樹木関係に大きな被害がありました。

特に深刻なのがこれ。アシカ池の南の道です。

ヒマラヤ杉が根こそぎ倒れ、道をふさいでいます。

おまけに木の先の部分が高圧電線にもたれかかって今にも切れそうです。

電柱も大きく曲がってしまいました。

現在、大がかりな復旧工事にとりかかっています。

コザル舎南側ではプラタナスの木が倒れ、数ヶ月前に完成したばかりのアシカの日よけの支柱をへし折ってしまいました。

その他、倒れたり折れたりした木、倒れそうでまだ倒れていない危ない木、折れたままぶら下がっている枝など数知れず。

これほどの被害はちょっと記憶にありません。

（倒木が駐車場の道をふさいでいます）

（ヒマラヤ杉が横たわっています）

全力で復旧にあたっておりますが、しばらく日数がかかります。

申し訳ありませんが、今日（23日）、明日（24日）は臨時休園させていただきます。

水曜日（25日）は定例の休園日ですが、木曜日以降の予定については随時HPに掲載していきます。

どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

 オカン

 ペンギンプールの塗装をやりなおす工事を始めました。

11月末頃までの予定ですが、それまで屋外プールは使えません。

フンボルトペンギンたちは山側の屋内プールに仮住まいしていますので、そちらをご覧ください。

ちょっと狭いけど、仲良くがまんしてね。

資料館の休憩ホールからも、いつもはスイスイ泳ぐペンギンたちが見られますが…

今は「はたらくおじさん（標準和名：ヒト）」しか観察できませんので、あしからず。

（亜種メガネダヌキ）

今日からレッサーパンダの赤ちゃん公開とお名前募集を始めます。
とりあえず公開は14時～15時の予定です。
様子を見て徐々に時間延長していきます。

とはいうものの、この空模様･･･。
時間短縮もしくは中止もありえます。
ご理解をお願いします。

また、動物科学資料館・休憩ホールに赤ちゃんたちの写真コーナーを設けています。

7月6日に生まれたその日から徐々にレッサーパンダになっていく様子、10月になってお外で遊ぶ様子など見ているこちらも顔がほころんできます。

お外で遊ぶ写真には「おとこのこ」「おんなのこ」と表示しているので、お名前投票をする方は顔写真をよ～くご覧になってイメージをふくらませてください。(一番はじめの写真は右が「おんなのこ」、左が「おとこのこ」です。）

オカン

なると×ちゅらのカピバラ夫婦に、またまたベビーが誕生しました～。

前回の三つ子に続き、今度は四つ子です。

…こんな写真ですいません。

ちゃんと4ついるはずなんですが…

ちゅらは落ち着いたママぶりですね。

なるともいつも通り？おくつろぎ中。

特大カピ（父なると）、大カピ（母ちゅら）、中カピ（3きょうだい）、小カピ（4つ子ちゃん）。

いろいろサイズを取り揃えたカピバラファミリーに会いに来てくださいね～。

（亜種メガネダヌキ）