3月21日、王子動物園開園記念日。

今年もこの日は飼育係に協力いただき、資料館主催の講演会を開催しました。

事前に募集したところ、これまでの最高の200人越えの応募がありました。

今回のテーマーは「当園の人気者　両パンダの魅力にせまる」で、さすが「パンダ」のこの3文字がみなさんをひきつけたようです。

 

 

レッサーパンダとジャイアントパンダの飼育担当者からの現場の生の声を聴くことができました。

 

レッサーパンダのお話

 

 

ジャイアントパンダのお話

 

どちらも飼育係目線での普段みることのできない動画が流れ、みなさんとても満足のようす。

また、それぞれの担当者の動物たちへの愛がほんわか伝わってきた講演会でした。

 

 

 両パンダの「ウンチ」も展示

 

 

 

 

 参加者にプレゼントしたオリジナル缶バッジ。

皆さんによろこんでいただきました。

 

Norigoriチャン

 

 

   

あれえ～？　コロブスくん！

いつか見たような．．．．

 

そおそお！以前、プラスチックのキャップをかじって

取ってたよね。

 

何？　取れないって？

 

こっち向いてもダメ！

ステンレスやから歯がたたんよ。

 

取れないよ～ん。　残念でした。

 

ZiZi1号

 

 

 

 

 

明日は王子動物園の開園記念日です。

 

開園当日の1951年（昭和26年）3月21日の記録をひもといてみますと、

 

「午前9時の開園と同時にお客様が続々とつめかけ、推定10万人以上の人出となった。」

「園内は人でひしめき、まさに芋の子を洗うような混雑ぶり」

「一時は入り口を閉鎖」

「迷子は100数十人で園内アナウンスはとぎれることがなかった」

 

などとつづられています。

 

（写真は開園当日の入園ゲート前の大混雑。神戸新聞社提供）

 

 

さて、この日（開園日）の最大のイベントは、前身となる諏訪山動物園からの2頭のゾウ（諏訪子と摩耶子）の引越しでした。

（画像は昭和30年頃の2頭）

 

 

王子動物園まで歩いて異動する途中、市電や自動車の警笛に驚き、2頭が大暴れして、ロープをひっぱる飼育係をふりほどき、手綱を持つ園長を鼻で放り投げて地面にたたきつけ、てんでに逃げ出した話は有名です。（写真は神戸新聞より）

 

 

約2万人の観衆は大混乱、警察官50名やパトカー2台、消防車2台と消防署員が出動し、やっと取り押さえましたが、一時は市電が運転不能になりました。

幸いにもけが人は一人も出なかったそうですが、それにしても今では考えられないような出来事ですね。

 

 

明日は水曜日ですが、開園いたします。開けた日に閉めるわけにはいきません。

入園料は無料です！めざせ10万人！

 

オカン

 

 

 

   

ズゼが鼻をくわえてジ～ッとしてます。

ほんとにジ～ッとしてます。

何かあるの？

 

鼻をくわえて

 

目を見ると、少しボーッとしてる？？

 

近寄ると、近くに来てくれました。

でも、この鼻の伸び方．．．．ねむい証拠！

 

目が閉じそう

 

また鼻くわえた

 

目が

 

目が閉じそう

 

春はねむいよねえ～

ヒトと一緒やね！

 

ZiZi1号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

キリン舎の仕切り柵工事は完成間近(まぢか)です。

これが

 

 

こうなりました。(撮影角度が違って失礼)

仕切り柵があるでしょ。

地面はキリンの蹄(ひづめ)が伸びないように

砕石(さいせき：細かく砕いた石)を敷きました。

 

アラシがのぞいてます。

もう少し待ってね。

 

シマウマのヨシズは、工事車両が入らないので

 

昨日、取りました。

 

近くにサクラの幹に色づいたツボミ発見！

 

えっ？　こちらは満開！

 

これはキリン舎南のアンズですよ！

 

ZiZi1号

 

 

 

 

 

 

 

 

金網に登っていますが、地リスの仲間です。

野生では、草原に穴を掘って、集団生活しています。

北アメリカの中央部にはコヨーテ、

ガラガラヘビやタカなど敵が多く、

仲間作りのコミュニケーションは

身を守り子孫を残すために欠かせません。

 

 

鳴き声によるコミュニケーション

 

“jump-yip call”

鳴き声のお宝記録を発見できました。

後足で立って背を伸ばし、

キィーキィーと鳴いて、

前足を空に投げ出すように地につけました。

 

 

においを嗅ぐコミュニケーション

 

においによっても身近な仲間を確認しています。

鼻先をつけてキスをしているようです。

 

 

体をふれあうコミュニケーション

 

兄弟のグルーミング、

咬まれて、痛い？　気持ちいい？

 

 

（なんの専門）

       

セツビのセです。

昨日は3月最後の休園日だったので、補修工事がたくさんあって

1日バタバタと走り回りました。

通りがかりに、ツキノワグマをのぞくと

 

いやいやいや．．．．ひなたぼっこ？

 

ええ～．．チベットヒグマは？

 

よお寝てますわ

 

エゾヒグマは？　どこどこ？

 

左にオス

 

右にメス(お尻だけ)

 

ほな　ミユキちゃんは？　半身ひなたぼっこやね！

 

ということはアシカは？

胸ピッカピカ

 

気持ちいいねえ～

 

ZiZi1号

 

 

 

 

 

 

     

コロブスの木製櫓(やぐら)を改修して、

単管(鉄パイプ)にしましたが、すぐに慣れてくれました。

アリャリャ～　こら！何をする～

単管のエンドキャップをかじっています。

 

 

あっという間に次々と

 

キャップがない！

水が入ると錆びるので

 

プラスチックからステンレスに変更

全部取り替えました。

 

これで大丈夫でしょう？

 

作業中はお隣のご夫婦が．．．．

 

のど袋を膨らませて思いっきり鳴いて

耳がキンキンしました。

 

ごきげんよう！

 

ZiZi1号

 

 

 

 

 

いつもとちがうふれあい広場･･･。

 

 

 

いつもはこんなに鳥たちでにぎわっているのに、

 

 

 

10日ほど前からがら～ん･･･

 

 

 

鳥インフルエンザ対策のために別の場所で隔離飼育をしているのです。

 

 

あっ、でもヒツジやラマやウサギたちはいますよ。

でもなんだかしーんとしてるんです。

 

 

 

鳥たちの隔離現場を訪れてみました。

 

囲い込まれた中から、あの聞きなれたがっちゃんの「ぎょえーっ！」と悲壮感漂う鳴き声が聞こえてきます。

 

 

 

そうか、がっちゃんがいないからふれあい広場が静かに思えたのか｡｡｡

 

 

ほかの鳥たちはそれなりに隔離生活をエンジョイしているみたいですが、

 

 

 

あいかわらずがっちゃんは孤高のガチョウの姿勢を貫き、みんなにお尻を向け続けています。

 

 

 

みんな早くふれあい広場に戻れるといいね（特にがっちゃん）。

 

 

 

オカン

 

 

 

    

昨日は寒かったので暖房の話です。

コザル舎には、前にご紹介した床暖房(赤印)

 

こんな感じで

 

そして、上（赤印)にも暖房がありまして、

ピンクのところが上から暖かくなります。

 

でも、こうやって遊んじゃうヤツもいます。

 

ほら

 

シッポがピ～ン

 

もう冬も終わりですね。

 

ZiZi1号