暑さをしのぐ、涼しそうな様子を紹介します。

ホッキョクグマが降雪機から出る氷を口に入れていました。

カリフォルニアアシカがヒレを水から出して、

うちわのように動かしてました。

アジアゾウは土を浴びたり、日陰から出て来なかったり。

ジャイアントパンダの屋外展示場はドライミストの霧の中。

数℃は冷えて、外気浴の時間が増えます。

（なんの専門）

残暑お見舞いに、

涼しげな水浴びをお届けします。

アジアゾウが

鼻に水を貯めていました。

１２月の朝、気温は８℃ぐらい。

カリフォルニアアシカが

ひれあしを一振りしました。

２月の昼、気温は７℃ぐらい。

キンクロハジロが

水面で羽ばたき、体を洗ってました。

この８月、気温は３０℃越え。

旦旦が７分間の体冷やし。

５月の朝、気温は２２℃ぐらい。

（なんの専門）

先日、東京大学総合研究博物館の遠藤秀紀教授による

「動物進化に見る機能美」の講演を聞きに京都市動物園に行ってきました。

非常に興味深いお話で、すごく刺激になりました。

とても暑い日でしたが、ジャガーのミワちゃん

アサヒも元気でした！

ゾウは柵の外に鼻を伸ばして草を食べてました。

そういえば、鼻の届くところに草がありません。

あまりの暑さでそこそこに引き上げました。

皆様も熱中症には気をつけてくださいね！

ZiZi1号

ボルネオオランウータン

オス、１０歳３ヶ月、「ムム」です。

顔の横にフランジが発達して、

立派なおとなオスです。

性成熟は８歳から１５歳です。

お母さんから乳をもらえず、

人工哺育を始めました。

３歳６ヶ月、離乳のころです。

６歳、独り立ちのころです。

顔つきが変わりました。

詳しくは、

動物科学資料館の

特別展「王子動物園あかちゃん物語」にて

「ムム」ものがたりをご覧ください。

（なんの専門）

インドクジャクのオスのかざり羽は

尾羽の上にある上尾筒です。

広げて美しいのは

初夏から梅雨のころです。

夏本番近いこの頃、抜け始めました。

昨日のオシドリです。

石の上のは、

目のまわりが白いので、

メスと判ります。

泳いでいるのは、・・。

冬のオスは、

派手なかざり羽で、

一見して判ります。

（なんの専門）

赤ちゃんを育てる袋（育児嚢）

の出入口の方向は

頭の方か、お尻の方か。

カンガルーの袋の出入口は頭の方を向いています。

小さな赤ちゃんが

袋に入るために

はい上っていくのはたいへんです。

赤ちゃんが袋から出るのは生後８ヶ月ごろ。

それまでお母さんが飛び跳ねても落ちにくそう。

コアラの袋の出入口はお尻の方を向いています。

赤ちゃんが離乳食として

お母さんの糞（バップ）を

食べるには都合がいいです。

赤ちゃんが袋から落ちることがあります。

王子動物園では

生後１ヶ月や６ヶ月ごろなどに

落ちたことがありました。

（なんの専門）

斜対歩は、右前と左後、左前と右後、

斜めの位置の足が一組になる歩き方です。

ニッポン ツキノワ グマ

上り坂、

次の着地は右後足裏のはず。

アムール ヒョウ

下り階段、

左前足と右後足の指で踏ん張ってます。

チンパンジー

曲げた手指の背面と足裏を地につけ

四足で歩きます。

しかし、メス、２０歳の「イク」は

威張るとき

立って二足で歩きます。

（なんの専門）

6/29（土）、30（日）の2日間

動物科学資料館休憩ホールにて

「たなばたを飾ろう　～動物たんざくに願いをこめて～」

を開催しました。

土曜日にはたくさんの方が参加してくれましたが

↓

日曜日はあいにくの大雨で参加者はちらほら…

↓

今年は気合を入れて竹を各日5本用意したのに…

（いつもは各日4本）

短冊もたくさん用意してしまったので、

7/7（日）七夕の日まで延長します！

（短冊が無くなり次第終了）

参加希望の方は資料館受付スタッフにお声かけ下さい。

短冊の絵柄もジャイアントパンダ・コアラ・コツメカワウソ・

シセンレッサーパンダ・ワオキツネザル・コバタンの6種

頑張って用意したので是非来てね！

お待ちしてま～す！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カドワクさん

足の裏全体を地面につけて歩くクマについて、

ホッキョクグマのメス、２８歳、「ミユキ」を観察しました。

左前足と右後足を支えに、

右前足と左後足が宙にういています。

前足と後足のどちらが先に動くのか？

左前足が出て、他の足裏は地についています。

踏み出した左前足の裏が地につき、

右後足の裏が地面から離れています。

前足が先に動き、

後足（斜めの位置）が後に動く

斜対歩でした。

この足運びは？？？

右前足を出そうとしています。

（なんの専門）

ゾウ、キリンに次いで、シマウマの四足歩行です。

チャップマンシマウマのメス、１４歳、「ラブ」を観察しました。

シマウマの前後左右の足は中指１本で立っています。

黄色①②の位置に注目しておいてください。

左前足が黄色①に着地、

右後足も前に踏み出し着地、

右前足が前へ動く途中、

左後足は黄色②の位置で浮きかけています。

左の前後の足で踏みしめ、

右の後足が前へ動く途中、

次は右前足が動くはず。

右の前後の足で踏みしめ、

左の後足が前に着地し、

左前足が浮きかけています。

シマウマは、後足の次は前足と、

同じ側の足を踏み出して歩き、

ゾウやキリンと同じく、側対歩でした。

（なんの専門）