-
2015年01月27日
じゅーいのしゅーい#27 ミンファとガイアの春間近
やる気のフラミンゴたちに負けていられません。
レッサーパンダの繁殖シーズンも近づいてきました。
様子をみながら、広い方の放飼場でオスのガイアとの同居を始めています。
(こっちの放飼場なら、お外へ脱出の可能性も低いはず)
まだお互い、それほど盛り上がっていません。
お互いにもくもくと竹を食べるミンファとガイア。
今年はうまくいってくれるかな…。
レッサーパンダは見た目ではなかなか妊娠したかどうかわかりませんが、体重の微妙な変化が判定の目安になると言われています。
ミンファも体重計にすっかり慣れて、定期的に測れるようになりました(リンゴがあれば)。
期待してます!
(亜種メガネダヌキ)
-
2015年01月26日
資料館だより №5 干支展「羊・ヒツジ・未」より(2)
ヒツジってすごい動物です。
なぜって、ヒツジの体はほとんどの部分を利用することができるのです。
このようにヒツジさんには知らず知らずのうちに、日ごろからとても
お世話になっているのです。
ヒツジさんに感謝です。
さて、この中で私たちに最も身近なものは、毛の利用です。
毛糸のセーターや帽子は冬にはありがたーいものですね。
さて、王子動物園にいるのはコリデールという品種なのですが、
毛刈りをすると、どのくらいの毛が採れるでしょうか。
約4㎏でした。 毛刈りしたばかりの一頭分の原毛
さてこの原毛が毛糸になるまでを見てみましょう。
まず、ごみをとり、洗います。
そのままでもいいですが、好きな色に染めます。
ハンドカード(左)やドラムカード(右)を使ってときほぐすと
ふわふわになります。
紡ぎコマや紡毛機を使って糸を紡ぎぐと
毛糸の出来上がり
原毛からこんなにいろいろなものができました (協力:六甲山牧場)
近々、羊毛を使ったイベントを資料館で開催する予定です。
詳細は後日ホームページに掲載しますのでお楽しみに♪
Norigorichan
-
2015年01月25日
消防訓練
1月25日(日曜日)
灘消防署青谷橋出張所の協力で
自衛消防訓練を行いました
動物園職員による初期消火です
動物園職員による避難誘導です
お客様が避難されています
重症のかたは消防署職員が救助します
いよいよ消火準備です
放水開始
こんなに高くまであがります
訓練のあとは消防車をバックに記念撮影です
京都からお越しの松村さまです
ナント運転席にも座らせてもらいました
緊張感をもった訓練のあと来園者の皆様との
記念撮影で無事終了しました
Aちゃん
-
2015年01月24日
セツビのセ No.18 食べごろですか?
工事で水禽舎へ行くときに、地面に
鳥の糞と木の実がたくさん落ちているのに気づきました。
あれれと思い見上げると.......
たわわに実ったクロガネモチの実。
鮮やかでおいしそう。
木の上の方に鳥がたくさん集まって大変。
ヒヨドリとムクドリが競争で食べていました。
きっと食べごろなんでしょう。
これはヒヨドリ
近くの高い木の上にムクドリがたくさん待機していました。
すぐになくなりそうです。
フラミンゴの話題がブログで続きますが、
色の鮮やかさでいうと、フラミンゴが見ごろですね。
ほら
ほらほら
西日のあたるころが、鮮やかさ最高!
私のお勧めです。
セツビの話は、また後日にいたしましょう!
ZiZi1号
-
2015年01月23日
冬は恋の季節
ぐっと冷え込む冬のさなか、フラミンゴたちの恋の季節は始まります。
1年のうちで最も赤く色が鮮やかになります。
バレンタインデイに向けて、ディスプレイ(愛の告白の行動)も盛んになり、ペアが決まっていきます。
この季節に、2羽のフラミンゴが嘴を寄せ合って、ハートの形になることがあります。
見られた、あなたは幸運です!
恋が叶うかもしれません
※残念ながらハートの形になるのはディスプレーではありません
そーかつ☆
-
2015年01月22日
お宝、発見 【ジャイアントパンダの汗】
ジャイアントパンダは、寒冷地に適応しています。
雪の日、たいへん気持ち良さそうにしていました。
気温25℃以上の暑いのは苦手です。
春でも繁殖のため動き過ぎると、
犬のように口を開けて息が荒くなります。
中国臥龍の長老飼育員との思い出話です。
「パンダが汗を出すところ、わかるか?」ときかれ
「足の裏ですよね。」と答えたところ、
「鼻先に汗をかくヨ。」と教えてくれたお宝。
水気で光っていますが、汗?
鼻水のように見えますが。
1986年に中国で発行された「大熊猫解剖」に
局所分泌型汗腺只分布在蹠墊皮中
汗のでる腺は足裏の皮膚だけにある
と書いてありました。
ある夏の朝、外気浴中の旦旦です。
鼻先には汗かな?鼻水かな?
(なんの専門)
-
2015年01月19日
じゅーいのしゅーい#26 ウルルもがんばりました
ついに!
コアラ誕生のニュースをみなさまにお知らせする日が来ました。
しかもモミジ&ウメ、ダブルです!
今回は出産がわかってからもとにかく、あせらず・はしゃがず・準備を怠らず…平常心を心がけ、「モミジ、ウメ、がんばれ!」の声援も心の中だけにぐっとしまっておきました。
…ようやくこの日を迎えて、本当に嬉しいです。
(モミジの赤ちゃん)
そして、なんといってもウルル。
君もがんばったよね!
(2頭の赤ちゃんの父親、ウルル)
はるばる鹿児島(平川動物公園)から来てくれてありがとう。
王子動物園に到着した日、輸送箱から出てきた姿を見て、
「写真よりオトコマエ!」「体格がっちり!」と思ったのは
きっと間違っていなかったんだなあ。
(来園当日のウルル。やや緊張ぎみ?)
コアラは相性が悪いとなかなか交尾に至らないこともある中、2頭のメスをほぼ同時に妊娠させることができたのは快挙と言うしかありません。
さすが九州男児(?)。
…ハイテンション気味の報告になってしまいましたが、まだまだ
2頭の成長はこれからです。
みなさま、どうぞ二組の母子&父親をそっと見守ってあげてくださいね。
(亜種メガネダヌキ)
-
2015年01月17日
えんちょうさんぽ28 震災と動物園
今日で阪神淡路大震災から20年がたちました。
都市直下型の大きな地震で、未曽有の被害が発生しました。王子動物園も被災地にありますが、幸いにも獣舎などには大きな被害はありませんでした。
水禽舎・フラミンゴ池のプールに亀裂が入り、水が抜けたり、動物科学資料館の剥製の破損などの被害がありました。
動物ではホッキョクグマがけがをしていました。以下は飼育員の日誌からです。
「動物園に到着し北極熊舎へ行ったが、北極熊が血で赤く染まっていた。地震に驚き右往左往したため、寝室内の金具で足を傷つけてしまっていた。血を洗おうとしたが水道の蛇口から水がでなかった。プールの水をバケツで汲み床を洗おうとしたが、うまく流れなかった。」
カバが地震で驚いてプールから出てこなかったり、上空を飛ぶヘリコプターにフラミンゴが驚きパニックになったり、カピバラなど食欲が落ちたりした動物もいました。
震災後の復旧期は動物園内は応援に来ていた自営隊の駐屯基地になっていました。
動物は無事でしたが、冬場にライフラインが使えないことは難題で、特に爬虫類などの暖房は石油ストーブなどかき集めて、窒息死などに注意しながら急場をしのぎました。
動物のエサの調達も交通網が寸断されていることが障害でした。近隣の動物園からは動物のエサが届けられました。
震災以降閉園していた動物園は3月23日、65日ぶりに再園されました。
ウルトラマンも駆けつけて子どもたちを激励
20年目の今日、午前7時頃、アジアゾウの獣舎に行ってみました。
ズゼはすっかり安心して熟睡です。
マックは起きていて、こちらの様子をうかがっています。
動物たちにとっても震災は大きなストレスになります。こんな平穏な状態がいつまでも続けば良いなと思うひと時でした。今後も、動物や入園者の安全を確保するために日頃の備えや動物園間での助け合いは大切と改めて感じています。
-
2015年01月14日
セツビのセ No.17 水禽舎改修工事始まりました
セツビのセ No.15でお知らせしました水禽舎改修工事が始まりました。
そのため、1月15日(木)から3月下旬まで、北側テラスでの観察ができなくなります。
水禽舎西側からは通常通りご覧になれます。
通行には支障ありません。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。
水禽舎北側を西から見ると
水禽舎北側を東から見ると
水禽舎西側からは通常通りご覧になれますので、ご安心ください。
(写真工事道具は休園日だけです)
ガタガタと工事の音がしている中で、タンタンはのんびり寝てました。
よかったです。
ZiZi1号
-
2015年01月12日
資料館だよりNo.4 干支展「羊・ヒツジ・未」紹介
資料館では昨年12月13日より干支展を開催しております。
オープンして、早1か月立ちました。
少し出遅れましたが、少しずつ干支展を紹介していきたいと思います。
今回は入口入ったところの写真スポットを紹介します。
年賀状に使っていただいた方もいるかと思いますが、もう少し早く紹介すればよかったと反省しております。
「入口付近」
出迎えてくれる羊のぬいぐるみは実は12年前のヒツジ展でも活躍。 よくぞ元気でいてくれました。
写真スポットその1 「ヒツジの顔出し」
眠れない時は「ヒツジが1ぴき、2ひき・・・」と数えますよね。
気がついたら、2015ひき(2015年にちなんでいる)まで数えていました。数えたヒツジは横の草原へ飛び出してしまいました。
という設定。
写真スポットその2 草原のヒツジと記念撮影 手触り抜群!
実は、このヒツジたちは王子動物園の毛刈りをした本物のヒツジの毛と
不要な段ボールを使用して職員総出で作ったエコ作品なのです。
今回は展示の触りの部分を紹介しましたが、その他ヒツジのことがもりだくさん。
次回はヒツジの利用について紹介します。
Norigorichan
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 10月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
- Aちゃんのブログ (140)
- BambooBushのブログ (3)
- KYな人のブログ (11)
- Nのさえずり (9)
- ZiZi通信 (90)
- えんちょうさんぽ (80)
- おっちゃん日和 (6)
- お宝、発見 (51)
- じゅーいのしゅーい (141)
- その他 (11)
- そーかつ☆のブログ (73)
- ぶろぐのぐのブログ (9)
- まーくんのブログ (12)
- やん のブログ (8)
- オカンのブログ (166)
- ションのブログ (24)
- セツビのセ (161)
- パンダ館からこんにちは (6)
- 動物いろいろ (34)
- 動物専門員あおのブログ (14)
- 未分類 (39)
- 王子の獣医のブログ (7)
- 目指せ、動物園ボーイ (2)
- 知られざる運営の日常 (3)
- 資料館だより (102)
- 資料館レポ (28)