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最新ニュース

  • 2025年03月09日

    ZiZi通信 No.91 テナガザルであーでもない....

     

    ZiZi通信 1年ぶりのアップです。

    今回はテナガザルの遊具?木組みの取り換えをしましたのでその件を....

    以前は木で組んでいました。木は腐り劣化しますので更新です。

    DSC00483 

     

    DSC00484

     

     

    飼育担当とあーでもないこーでもないと考えます。

    木組みは雨ざらしなので、数年で劣化してしまうので鉄管で作ることにしました。

    鉄管は日光で熱くなるので、遮熱塗料で温度上昇を防止します。

    テナガザル木組みイメージ

      

     

    ホントは木がいいのはわかっていますが、テナガザルが齧るから防腐剤も使えないでしょ。

    竹ひごでイメージをいろいろ作りました。

    DSC00961

     

     

    結局この3タイプに決まりました。

     IMG_8002 

     

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    出来上がりはシンプルで空間が広くなりました。

    DSC01002 

     

    DSC00999

     

     

    初めて運動場にテナガザルが出るときは緊張です。

    ゆっくりブラキエーションして、チョンと足で触ってくれました。

    DSC00949 

     

     

    ゆっくりでいいから早く慣れてね ❣

     

    ZiZi1号

  • 2025年02月26日

    動物専門員の日常#16 これがええねん!フラミンゴ島の土起こし

    先日、フラミンゴ池の中央にある陸地(通称:島)の土起こしをしました。

    IMG_4302[1]

     

    王子動物園のフラミンゴ飼育の歴史は長く、1977年に国内で初めてフラミンゴの人工ふ化に成功をし日本動物園水族館協会から繁殖賞を受賞しています。
    さらに、1983年から昨年まで41年連続でフラミンゴの繁殖に成功をしており、今年も期待がかかります。

    先月から、求愛ディスプレイがますます盛り上がりをみせ、交尾をする姿や土壌をくちばしで気にする様子、縄張り争いなども確認ができました。

    ▼交尾の様子(一瞬の撮影だったので、ぶれています)

    ▼土壌をくちばしで気にする様子

    フラミンゴたちからのたくさんのサインをキャッチして、
    ベテラン飼育員とも相談をし「そろそろ土起こしの季節だね」ということで、島の土起こしをしました。

    島を耕してみると底の方の土壌は灰色~黒色となり、柔らかさや匂いも違います。 一般的に排水性が悪く、酸素が不足しがちな土壌は黒さび状態になることが知られています。 農作物を育てたことのある方なら、酸素が少なくて凝り固まった土はよくないってこと、感覚的に分かりますよね。 このような土壌だと農作物は酸欠状態に陥り、上手く育つことができません。


    でも、フラミンゴたちにとってはこれが逆に理想的な状態! この土壌こそが、ぴったりだとか。


    スコップを片手に、

    「これがええねん!!」の言葉を聞き、底の土を表面に出すように耕しました。

    他にもフラミンゴが好むちょっとしたコツやついついやってしまいがちだけど、やらない方がいいことなども
    教えてもらいながら、えっちらおっちら完成です。



    ▼ベテラン飼育員と一緒に島を耕す様子
    https://youtube.com/shorts/arX0GPu-tkU?si=UVpiUC9tLGnoAfyG

    ▼島の土起こし後のフラミンゴの様子

    毎年、4月下旬には最初の産卵が始まり、親鳥にあたためられた卵は28日前後で孵化しますので
    順調なら梅雨入り前には最初のヒナが産まれます。

    今年もヒナの誕生が楽しみです。


    ▼昨年、誕生したベニイロフラミンゴのヒナ

    DSCN8631

    動物専門員 あお

  • 2025年02月20日

    発表会

     すでに動物園のホームページなどでお知らせしていますが、3月9日(日)に第45回「大人のための動物園講座」を開催します。

    今回の内容は、この1年間に動物園スタッフがさまざまな専門の会議に出席して発表した研究の成果について、みなさんに分かりやすく紹介しようという企画です。

     

    ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、動物園には大きく4つの役割があります。

    ① 種の保存

    地球上の野生生物を守り、次の世代に伝えていく

    ② 教育・環境教育

    動物の生態を理解したり、生息する場所を守るために必要なことを考える

    ③ 調査・研究

    動物の生態をよく知り、快適な生活ができるように詳しく調べる

    ④ レクリエーション

    動物園で命の大切さや生きることの美しさを感じながら楽しく過ごす

     

    動物園は毎日飼育している動物たちに幸せになってもらいたいと色々なことも考えていますが、これらの役割にも積極性に取り組みながら、動物園や大切な地球のよりよき未来をめざして頑張っています。

     

    今年、王子動物園のスタッフがその成果として大事にまとめてきたものが、

    ①「床材導入によるアジアゾウの睡眠様行動の変化について」

    ②「後躯不全麻痺のアカカンガルーのケアについて」

    ③「三次元網状繊維構造体マットを使用したエゾヒグマの褥瘡治療の一例」

    ④「動物園内でのタイワンタケクマバチ(外来種)の出現と対策について」

    ⑤「歩行困難なガチョウに対する東洋医学を応用した徒手療法の一例について」

    ⑥「園内死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生事例について」

    などなどです。

     

    難しそうな言葉が多くて面白くなさそうと思わないで下さいね。

    毎月子どもたちにも楽しんでもらえるイベントをたくさん催している優秀なスタッフが、今回は大人のみなさん限定で満足させることは間違いなしなので!

    是非とも参加してみて下さい!

     

    対象が15歳以上の方になりますが、神戸市公式イベントサイト「おでかけKOBE」から今週の23日(日)まで申し込みを受け付けております。

    https://www.kobe-ojizoo.jp/event/detail/?id=588

     

    さて先月お知らせした梅のつぼみは…

     

    咲きだしましたよ!

     

    ぶろぐのぐ

     

  • 2025年01月14日

    冬の使者

    ついにこの冬はじめて、その姿をとらえることに成功しました!

    それは、

     

    IMG_2116

     

     

    「イカル」

     

     

    美しい鳴き声の冬鳥です。

    冬鳥の多くは秋に日本に渡ってきて冬を越し、春になるとシベリアなど北の方に渡っていきます。

    代表的な冬鳥の仲間にはオオハクチョウやツグミ、当園で展示しているオジロワシなどがいます。

    イカルはスズメ目アトリ科の鳥で、太くて大きな黄色いくちばしが特徴的で、全長(大きさ)は23㎝くらいあって、スズメやツバメなどよりも少し大きいです。

    ムクノキやエノキの木の実を好んで食べる習性があるので、毎年冬になると当園にもやってきて器用についばんでいます。

     

    季節はまもなく「大寒(だいかん)」。

    暦の上では一年で最も寒い時期になりますが、昼間の時間は少しずつ長くなっていますね。

    梅のつぼみも少しずつ膨らんでいるような…

     

     

    IMG_2131

     

     

    ぶろぐのぐ