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最新ニュース

  • 2022年10月01日

    資料館レポNO.22 特別展「ジャイアントパンダは今…」~タンタンのふるさとからのメッセージ~開催中(3)

    中国ジャイアント保護研究センターより提供していただいた貴重な写真とビデオを使用し、展示を企画いたしました。

    今回で、3度目の紹介になります。

     

    今回は中国ジャイアントパンダ保護研究センターで行われている保護活動について、提供していただいた写真を使って紹介します。

     

    このセンターでは飼育下のジャイアントパンダの野生化訓練と野生復帰に関する研究に力を注いでいます。

     


    2006年には、世界初、人工繁殖のジャイアントパンダ「祥祥」が野生に帰りました。

    s-元気でな祥祥

     

     

     

     

     

     

     

     

    まず、野生化訓練は

    センター内のほぼ自然環境に近い環境で、人もできるだけ干渉しないようにして「母と仔」で体験的に生活させる訓練をします。

     

     

    母親から木登りを教わる仔パンダ

    s-親子

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    徐々に野生化への訓練をしていきます。

    訓練中の仔パンダに接触するときは、人の干渉をなるだけ避けるため、スタッフはパンダに変装します。

    s-仔パンダ扮装

     

     

     

     

     

     

     

    s-扮装パンダ

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    野生化訓練中の雪の中の「淘淘」

    s-穴からパンダ

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    野生化訓練中の「淘淘」と「草草」 野生のタケノコを食べる

    s-淘淘和草草在野外吃竹笋

     

      

     いよいよ自然へ放たれる「淘淘」

    s-淘淘野生に帰る

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      

    モニタリングと一連の技術を確立し、これまでに飼育下で繁殖した9頭のジャイアントパンダの野生復帰に成功しています。

      

     

     

    また、野生で傷ついたり、弱ったパンダを助ける救護活動も行っており、治療をし、再び野生復帰を目指します。

     

    車も入れないところを人力で運び出す現地の方々 

    s-保護

     

     

    この特別展によりタンタンのふるさとで行われているジャイアントパンダの最前線の保護活動の様子を知り、さらに野生のジャイアントパンダへの興味を広げていいただけば幸いです。

     

     

     

     

     

     

     

    Norigoriチャン