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2019年11月29日
動物いろいろ ノドの空気袋
大型類人猿やフクロテナガザルには、
声帯の上の喉頭室から
空気の袋(喉頭嚢)がのびています。
この機能にはいろいろな仮説があります。
大声を繰り返すときに過呼吸を軽減する。
袋を膨らませて大きく見せる。
うなり声やドラミングを共鳴させるなど、
議論が分かれています。
首にノドボトケが目立つヒトには、
袋の痕跡があるかないかです。
(なんの専門)
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2019年11月08日
資料館だより No.86 図書室に新しい本が入りました
専門書、写真集、こどもが楽しく学べる図鑑や絵本など、
動物に関する本が87冊!
*児童書はこども図書室にあります
☆ 一部をご紹介します ☆
『生き物たちの地球』
前川 貴之 朝日学生新聞社
朝日小学生新聞の人気コーナーが写真集に。
美しい写真はもちろん、添えられた文からも、
動物がどんな場所でどのように生きているのかが伝わってきます。
『Panda Love~知られざるパンダの世界~』
エイミー・ビターリ 産業編集センター
中国四川省、自然保護区のパンダと飼育員のフォトドキュメンタリー。
パンダの保護活動について知ることができる一冊です。
『もっと知りたい 動物園と水族館』
小宮 輝之 メディアパル
動物園と水族館の疑問にプロフェッショナルが回答。
動物園がより楽しくなる本です。
『動物園は進化する ゾウの飼育係が考えたこと』
川口 幸男/アラン・ルークロフト 筑摩書房
著者二人は動物園でゾウの飼育係を務めていました。
ゾウという動物を深く知り、飼育の歴史と自身の経験から、
ゾウにもヒトにも優しい飼育方法が紹介されています。
↑ マサイキリンの頭骨標本
図書室で見ることができます!
『キリン解剖記』
郡司 芽久 ナツメ社
著者がはじめて解体したキリンは
王子動物園のマサイキリン「夏子」でした。
キリンの首の構造について探求する解剖の日々が、
読みやすい文章で書かれています。
『獣医学を学ぶ君たちへ 人と動物の健康を守る』
中山 裕之 東京大学出版会
獣医学とはどのような学問で獣医師とはどのような仕事か、
高校生向けに書かれた本です。
獣医師を目指す高校生だけではなく、
子どもの将来の夢が“獣医さん”という保護者の方にもおすすめです。
図書検索はこちらから ↓
http://www.kobe-ojizoo.jp/athenaeum/
洋書や動物園の記念誌など、閉架図書を閲覧したい方は
資料館事務室にお声掛けください!
図書助
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2019年11月01日
動物いろいろ 白い動物たち
動物の体色や模様はいろいろです。
白い色に着目してみました。
ホッキョクグマは黒に近い色の肌に
白く見える透明の毛が生えています。
雪と氷の生息地では
白は目立たず、有利です。
シロフクロウのオスは真っ白になります。
北極圏のツンドラ地帯では
風景に溶け込み、
見つけるのは難しいです。
シロクジャクは目が赤茶色のまま、
インドクジャクの白変種です。
林や草原の生息地では目立ち
捕食動物にねらわれ易いです。
ビルマニシキヘビは
東南アジアのジャングルや水辺に生息し、
体表にはふちが黒い茶色の模様があります。
アルビノ個体では黄色模様となり、
目は色素を欠いて血管の赤色です。
(なんの専門)
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