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最新ニュース

  • 2016年10月31日

    セツビのセ No.80 昨日の名残が

         

    昨日、リスと小鳥の森に用事があって行きましたら、

    レッサーパンダののぞき窓に

    かわいいかぼちゃがありました。

     

    DSC04819

     

    DSC04818

     

    今日も行きましたら、カオナシが増えていました。

    あ...う...

     

    DSC04829

     

    最近めっきり見なくなったリスが、ほお袋をいっぱいにして

    冬眠の準備に忙しそう。

     

    DSC04832

     

    暖かいドームでお休み中のカワウソの横に

    ぽつんと昨日のかぼちゃがありました。

    どうもドジョウなしでは興味がないようで...

     

    DSC04828

     

    ZiZi1号

  • 2016年10月30日

    じゅーいのしゅーい#83 めんどうでしたか?

    ハロウィンです!

    動物たちにかぼちゃをプレゼント!!

     

    とはいえ、かぼちゃを食べない動物たちもいるわけで。

    でも、なんとかして、かぼちゃを与えたいわけで。

     

    例えば魚が主食のカワウソの場合。

    好物のワカサギと活ドジョウをかぼちゃにイン!

     DSC08644         

    …入れるそばからドジョウが脱走しているんですけど…。

     

    サンゴちゃん(メス)がやってきました。

     DSC08667

    「こんなところにお魚が!」

    いい感じです。

     

    ちょっとこわがりなアトム(オス、右)のため、中が見えるようフタをとってあげましたが、及び腰。

     DSC08681

    その間にも、サンゴちゃん(左)は次々と魚を引っぱり出して食べています。

     DSC08689

     

    ドジョウを頭からかじる姿はなかなかスプラッタでハロウィンらしいかも?(ドジョウさんごめんなさい)

     DSC08707

    それにしても上手につかみますねえ。

    つるつるすべるドジョウも彼らにはかないません。

     

    と、またまた脱走しようとするドジョウが!

     DSC08684

    アトム「ラッキー!」

     

    …もしやこのかぼちゃ、ドジョウが脱出しやすいあえてのデザインだったのでしょうか?

     

    そうこうするうちにもサンゴは黙々と攻略。

    DSC08692

     

    アトムもそこそこありついてご満悦?

     DSC08704

     

    魚を食べ終わると2頭はすたこら去っていきました。

     DSC08714

    あとにはかぼちゃの空虚な笑みが残されます。

     

    カワウソにかぼちゃ、楽しんでもらえたでしょうか。

     

    2頭とも「人間ってなんでこんなめんどくさいことするのかな」と思ったかもしれませんね…。

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2016年10月28日

    ハロウィンZOO―動物たちにかぼちゃをプレゼント

    1030日(日)、昨年に続き2回目の

    『ハロウィンZOO―動物たちにかぼちゃをプレゼント』を実施します。

    昨日、動物にプレゼントするかぼちゃが到着しました。

     DSC_4123

    今回は、入園いただいたお客様、先着100名様に

    王子動物園オリジナル(手作り)

    缶バッチをプレゼントいたします(10月30日のみ)。

     _20161023_154745

    かぼちゃを食べる動物や、おもちゃにする動物や、

    『どうしたらいいの』って感じで戸惑う動物や

    「なになになに?」って興味津々な動物、

    いろんな姿をご覧いただけますので、

    ぜひ遊びにお越しください。

    そーかつ☆

  • 2016年10月27日

    よしはるとキャサリンのものがたり

    むかしむかし、王子動物園の太陽の動物舎というところに、

    とても仲の良いケヅメリクガメの夫婦がおったそうな。

     夫はよしはる、妻はキャサリンと言って、

    それはそれは仲むつまじかったそうな。

     

    よしはる 

     

    DSC00766

     

     

    キャサリン

     

    キャサリン

     

     

    2頭は出会ったその日にすぐに恋におちた。

     

    1年後にキャサリンは次々にタマゴを産み、

    気が付けば元気な子ガメが17匹もできてしもうたそうな。

     

    ふつうは全部が全部育つということはあまりないのだが、

    この子らは違った。

     

    全部、元気にすくすく育ってしまったそうな。

     

     

     

    ケヅメIMGP3899

     

    IMGP3891ケヅメ

     

    はじめのうちこそ「めでたいめでたい」と喜んでいたオカン達だが、

    日に日に孵化していく子供たちを前に、だんだん無口になってしまった。

     

    この調子で行けば、そのうち子ガメの数はフラミンゴより多くなり、

    おそらく王子動物園はケヅメリクガメ王国になってしまうだろう。。。

     

    それはちょっと困ってしまう。

    なんせ大人になったら160kgをこえるビッグサイズのカメじゃからなあ。

     

    生まれた子供たちは2匹を残してほかの動物園にもらわれて行った。

    そして少なくとも当分の間は子供ができないように、

    よしはるとキャサリンは別れ別れにくらしてもらうことになったそうな。

     

     

    そんなわけでキャサリンは残った2匹の子供たちとともに、

    泣く泣くふれあい広場に引っ越して行った。

     

    IMGA0983

     

    キャサリンとこども

     

     

     

    こんな事情で離れて暮らすふたりだが、年にいちどだけ会える日がある。

     

    113日計量の日にちなんで行われる「動物たちをはかる集い(午前の部)」じゃ。

     

    よしはるとキャサリンの体重をはかるといういたってシンプルなイベントだが、

    このブログで2匹の過去を知ってしまった人には、涙なくして見られない感動の再会じゃろうなあ・・・。

     

     

    去年の様子

    よしはるとキャサリン

     

    IMGA0639

     

     

    <ご案内>

    動物の体重をはかる集いは11月3日(木・祝)11時から、よしはるの展示場前で行います。

    小雨決行。荒天の場合は6日(日)に順延。

    午後からはキングペンギンとフラミンゴをはかります。

     

     

    オカン

     

     

     

     

  • 2016年10月25日

    じゅーいのしゅーい#82 甘えん坊さん

    アカカンガルーの赤ちゃんと聞いて、イメージするのはこんな感じ?

     DSC06332     

     

     

    でもたびたびこんなのも見かけます。

     DSC02498甘えん坊

     

     DSC06021まだミルク飲んでるの(動画あり)

     

     DSC06148甘えん坊

    もうほとんどお母さんと同じ大きさやんか…と突っ込みたくなりますが、突っ込んでいるのは彼らの方。

     

    はい、お母さんの袋に顔だけ突っ込んで、まだおっぱいを吸っています。

    目をつぶってじっとしているところをみると、袋の中に入っていたときと同じ気分で、きっと安心なのね。

     

     

    あっ!袋から何か見えている!

     DSC07834

    まさか妹か弟の手(前肢)?

     DSC07834トリミング(2)

     

    でも大丈夫、ちゃんと「上の子用」と「下の子用」でおっぱいを使い分けているので、取り合いにはならないんですよ。

    成長度合いに合わせて乳首の大きさもものすごく変わるんです。

     

    おそるべし、カンガルー。

     

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2016年10月24日

    旦旦のふるさと(2)

    昨日ご紹介したパンダ基地の後背には急峻な山々がそびえています。

    この険しい山こそジャイアントパンダ本来の生息地であり、一帯は野生のパンダが住む「臥龍自然保護区」として手厚く保護されています。

     

    IMGP0856

     

    山IMGP0874 

     

    ジャイアントパンダを絶滅から救うには、かれらが食べて、暮らして、子育てしていける環境がとても重要です。

    ですから生息域を保護区に指定することにより、エサである竹を切ったり、土地を造成したりなどのあらゆる開発から守っていくのはとても大切なことなのです。

     

     

    一方、こちらはパンダ基地の大人のパンダ。

     

     

    ずいぶん貫禄があります。

    大好物のタケノコを豪快に食べていました。

     

    IMG_2352

     

     

     

    めっちゃおいしそうに食べてる子もいました。(ぜひアップでみてください。)

     

     IMG_2350

     

     

    こちらの子パンダはじっと山を見つめています。

     

    IMG_2338

     

     「木の枝に こしかけ子パンダ なに思う」

     

    オカン

  • 2016年10月23日

    旦旦のふるさと(1)

    ジャイアントパンダ保護国際会議が10月19日~21日に中国の四川・都江堰で開催され、オカン他1名が参加してきました。

    会議の一環として中国臥龍パンダ保護研究センターを見学しました。

     

    IMG_2326

     

    このセンターは2008年の四川大地震で壊滅的な被害を受けましたが、このたび新しい施設が完成して一般に公開されています。

    旦旦はこのセンター(地震で壊れた方)の出身です。

     

    なんといってもかわいいのは子パンダたち。

     

    木登りがだいすき。

     

    IMG_2329

     

     

     

    この子は何をしてるのか・・・?

    この子は何を?IMG_2340

     

     

     

    曲芸の練習中?

     

    曲芸練習中?IMG_2341

     

     

    おだんご状態でゆるーくとっくみあい。

     

    IMG_2346

     

     

    さて問題です。

    この写真の中にパンダは何頭いるでしょう。

    わかった人はオカンをみつけて声をかけてください。

    先着5名様に素敵な景品をプレゼントします。

     

    全部で何頭?IMG_2344

     

    オカン

     

     

     

     

  • 2016年10月22日

    お宝、発見 【オオアリクイ 平熱】

    32℃から35℃と低いです。

    当園の測定では、オス34.5℃でした。

    メスは、弱っていた時、電子体温計で測定できませんでした。

    測定できる範囲外、32℃未満ということになります。

     

    寒がりなのか、暑がりなのか、調べてみました。

     

    全身2482

     

    胴と尾の長さが同じぐらい、約80cmです。

    寝ている姿は、

     

    アリクイ寝姿2

     

    体を丸め、フサフサした尾をかぶせています。

     

    ブラジルのパンタナール湿原での観察では、

    気温が30℃を超えていてもこの寝姿であったことから、寒がり?

    早朝の気温17℃で、体を伸ばし、日光浴をしていた記録もあります。

     

     

    入浴2414

     

    十数年前、急に暑くなった5月の朝、

    気持ち良さそうな水浴びを発見しました。

    この日は最低気温約22℃、最高気温約30℃でした。

    ということは暑がりでしょうか?

     

     

    (なんの専門)

     

  • 2016年10月21日

    赤い羽根 共同募金

    赤い羽根 

     

    少し報告が遅れましたが

    今年も赤い羽根共同募金が始まっています

     

     入口

     

    場所は入園ゲート入口と

     

     資料館

     

    動物科学資料館の事務室前です

     

    動物科学資料館では土曜日と日曜日は

    入口にあるカウンターに設置します

     

    様々な福祉活動の推進に活用されますので

    ご協力をお願いします

      

                         Aちゃん

     

     

     

  • 2016年10月20日

    じゅーいのしゅーい#81 パンチとウメを探せ!?

    フラミンゴたち、秋は子育ても一段落。

    この春に生まれたヒナがもうこんなにりっぱに!

    DSC08544若い子   

    汚れてるんじゃないですよ。

    少し小柄で全体に茶色っぽいのが、ヒナというか今年生まれの若鳥の特徴なんです。

     

    さてさて、9月24日のそーかつ☆ブログでご紹介した、パンチとウメはいったいどこ?

    DSC08553どこ

    もうすっかりなじんで、探すのも一苦労。

     

    ウメいた!!

    DSC08548ウメ

    青い脚帯と、まだ黒っぽい首が目印です。

     

    まったく素知らぬ顔でなじんでいます。

    DSC08549ウメ

     

    パンチにいたっては、このときはみつけられませんでした 8-O

    ピンクの脚帯が目印なんですが。

     

    人に育てられ、最初はフラミンゴを見て怖がっていた2羽。

    すぐみつからないほど群れになじめるなんて、本当によかった。

    やっぱり群れの動物は群れで暮らすのが一番幸せですよね。

    そーかつ☆ブログにもありましたが、パンチとウメが親になる日が、本当の人工育雛成功の日です。

     

    …でもたまには、親代わりだったお姉さんやおじさんのことも思い出してくれるかなあ?

     

    (亜種メガネダヌキ)