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最新ニュース

  • 2016年09月30日

    じゅーいのしゅーい#80 ようやく再開

    みなさま、お待たせいたしました。

    10月1日(土)からようやく「リスと小鳥の森」の展示を再開します。

     

    改修工事や樹木の剪定も、大きな音が出せないため長引きました。

    お隣のレッサーパンダ舎の事情によるものですが…。

     

    また、新たな仲間たちにも環境に慣れてもらう時間が必要でした。

     

    お待たせしてごめんなさい。

    新生リスと小鳥の森では、こんな仲間たちに会えますよ。

     

    冬眠に備えてたっぷりエサをつめこみ中のシマリス。

    DSC08092シマリス 

     

    ニホンリスは北側のケージの中にいます。

    DSC07859ニホンリス

     

    足元にはちょっとおくびょうなイワシャコ。

    DSC08088イワシャコ

     

    おっとりしたジュズカケバトは頭上でのんびり。

    DSC08086ジュズカケバト

    こっそり抱卵しているのもいますよ~。

    DSC08093ジュズカケ抱卵

     

    動物たちはまだ、たくさんのお客様に慣れていません。

    そっと静かに、探して観察してみてくださいね。

     

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2016年09月29日

    お宝、発見 【サル おや指】

    サル(霊長目)の特徴の一つ、

    おや指が他の4指と向き合い、物をつかむことができます。

     

    チンプ手8098

     

     

    チンプ足8095

     

    チンパンジー、手も足もガッチリつかんでいます。

     

     

    オラン手足1218

     

    オランウータン、

    かかとがなければ、手足の区別がつきません。

     

     

    リスザル手9495

     

    コモンリスザル、体の割に大きな手足です。

     

     

    手の甲0425

     

    発見!!

    アビシニアコロブスの手、おや指がない?

     

    手のひら0444

     

    よ~く見ると、おや指は手のひらのふくらみ。

    枝の上をす早く飛びはね回り、

    おや指は退化したとの説があります。

     

     

    (なんの専門)

  • 2016年09月25日

    セツビのセ No.75 ふれあい広場の一部工事

        

    ふれあい広場にある塔の屋根の葺き替え工事が

    9/21から始まりました。

    雨の天気予報で1週間遅れました。

     

    DSC04261

     

    9/21は休園日。

    朝から足場を組んで

     

    DSC04271

     

    シートを被せて19時頃終了。

     

    DSC04281

     

    音が一番気になりましたが、

    作業中、アヒルも寝てました。

     

    DSC04267

     

    予定では、10/6に完了です。

    工事中は吊り橋は通れません。

    危ないのでその下も通れません。

    よろしくお願いいたします。

     

    ZiZi1号

  • 2016年09月24日

    フラミンゴのパンチとウメを群れに戻しました

     以前、ベニイロフラミンゴの人工育雛個体の

    パンチ(2歳)とウメ(1歳)を紹介しましたが、

    やっと昨日、群れに戻すことができました。

     

    パンチは2014年に孵化した個体です。孵化後1ヶ月目頃に

    足が曲がる病気(ペローシス)になって

    起立できないぐらいに悪化しました。

    しかし、人用の装具を作製している川村義肢株式会社の協力で、

    パンチ専用の足の装具を作製してもらい

    しっかり歩けるようになりました。

    パンチ1

    足が開いている(パンチ)

    パンチ2

    スタッフが親代わりとなって餌を食べさせた(パンチ)

    パンチ3

    装具を装着して歩けるようになった(パンチ)

     

    ウメは2015年に孵化したのですが、

    やはり孵化後1ヵ月頃に足が曲がりはじめました。

    パンチと違って、まだ足の曲がり方が小さかったので、

    栄養の改善としてビタミンB1やカルシウムなどの投与と

    体重の増加を調整して、まっすぐに戻すことができました。

     

     ウメ

    少し足が開き始めている(ウメ)

    スタッフ取り合い1-300x227[1]

    左がパンチ、右がウメ

     

    2羽とも親鳥から離して飼育スタッフが親代わりとなって育てたので、

    群れに戻すことができるか心配でした。

    毎日、パンチとウメをフラミンゴ舎に連れて行って、

    柵越しに群れとお見合いさせることを繰り返しました。

    そして、やっと昨日、群れに戻すことができました。

     

     DSC_1100

    パンチとウメを抱いてフラミンゴ舎へ向かう

    DSC_1123

    いよいよ放鳥です

    DSC_1139

    たくさんのフラミンゴを見てパンチもウメもすぐに動くことができませんでした

    ウメパンチと

    群れに入ったパンチとウメ

     

    パンチの性格は怖がりで大人しかったので、

    群れに入れるか心配でしたが、そんな性格がよかったのか、

    群れから攻撃されることもなくスムーズに同居できました。

    しかし、怖がりなので、新しい環境に落ち着かなくて、

    この日は餌を少ししか食べられませんでした。

    翌日には食べられるようになってきたので安心してください。

    パンチは右足にピンクの脚帯をつけています。

     

     DSC_1044

     

    ウメは、ちょっと気が強くて、よくパンチを突っついたりしていました。

    そんな性格なので、ウメは群れに入ろうとするのですが、

    群れはウメを嫌がって逃げてしまう状態になりました。

    しかし、根性はあるので当日からちゃんと餌を食べていました。

    ウメは右足に青色の脚帯をつけています。

     

     DSC_1051

     

    時間がたてばパンチもウメも群れに入れるのでご安心ください。

     

    そして、パンチやウメの赤ちゃんが見れる日を楽しみにしてください。

     

    そーかつ☆ 

     

     

     

     

     

     

     

  • 2016年09月22日

    ハロウインに向けて準備中

    今年は10月30日(日)にかぼちゃを動物たちにプレゼントします。

    今日、ハロウインに向けて手作りの飾りつけをはじめました。

    動物園入ってすぐのところにあります。

    ほとんどが手作りなので、少しずつ増やしていこうと思っています。

    今日もたくさんの来園者が顔出し看板を使ってくれました。

    ありがとうございます。

    DSC_3860

    そーかつ☆

     

  • 2016年09月21日

    ふれあい広場のなかまたち(その1)

    ちびっこから大人まで、幅広い人気を誇る「ふれあい広場」。

     

    個性的なメンバーが勢ぞろいしていますが、きょうは

    「草を食べる動物たち」

    をご紹介いたします。

     

    まずはヒツジが3頭。

     

    ひつじ

     

     

    右端にいるちょっと大きめなのがスーちゃん(8才)。

     スーちゃんにはランちゃんという相棒がいました。

     (名前をつけた担当者の年齢が想像できますね。わからないひとは50歳以上の人に聞きましょう)

     

    でも今年4月にランちゃんが死んでしまいました。

     ひとりでさみしそうだったスーちゃんのところに、今年6月、

    やってきたお友達が当時4か月のモッチー(まんなか)とクッカー(ひだり)でした。


    最初は小競り合いもありましたが、いまではいつも仲良し三人組のユニットです。


     

    次はヤギが3頭。

     
    ススムと・・・

    ススム

     

    ふたごの姉妹の春歌とミーです。

    やぎ

     

    かれらは残念ながらユニットを組むことはできません。

    なぜならススムは10才のおじさん、春歌とミーは2才の生意気盛り。

    おたがい話が合うわけもなく、はなれてくらしています。

     

    ところで、ヤギってマイナスの目がチャーミングですよね。


     本日最後にご紹介するのはラマのサニーちゃん。

     サニー

     はるばる鹿児島から2年前にやってきました。

     はじめのころは、

    「かえる~、かごしまにかえる~、こんなとこイヤ~」

    とすねていたこともありましたが、今ではすっかりふれあい広場生活をエンジョイしています。


     さて、本日登場した3種類の動物たち。

    ヒツジとヤギはウシのなかま、ラマはラクダのなかまですが、共通する特徴があります。

     

    さて、なにかな???

     
    こたえは反芻動物で胃が4つあること。

     

    きげんよく口をもぐもぐさせているときは反芻を行っています。

     ふれあい広場に来たときは、観察してみてくださいね。

     

    オカン


     


     

     

     

     


     


     


     

     

     


  • 2016年09月20日

    とても平和な長寿のおいわい

     昨日は敬老の日にちなみ、長寿動物にケーキをプレゼントしました。

     

     ①IMGA0994

     

    王子動物園を代表する長寿動物と言えば、もちろんチンパンジーの

    ジョニーさん。

    66才といえばチンパンジーの国内最高齢ですが、

    世界的に見ても生まれ年のわかる個体の中では第2位です。

     

     

    これが飼育係手作りのケーキ。

    ②IMGA0996

     

    毎年同じやんか!とつっこまれそうですが、今年はちょっと違います。

    ハートの模様(矢印)がちょっとゴージャス・・・。

     

    ちなみにケーキの台はタイヤです。

    ③IMGA0008

     

    さあジョニーさん登場。

    毎年恒例行事で敬老のお祝いケーキをプレゼントしています。

    ところが昨年のジョニーさん、セレモニーの意味をうっかり失念してしまったのか、ケーキの周りをひたすらうろうろするだけでした。

     

    でも今年は違いました!

     

    迷わずケーキのところに行き、

     

    「お、ケーキやね。わし、これ知ってるもんね。とってもウマイんやで。

    去年も、おととしも、もっともっとずーっと前からもらってるもんな。」 

     

     

    ⑤IMGA0020

     

    とりあえず、持てる分だけ持って去ります。

     

     ⑥IMGA0022

     

    続いて現れた他のメンバーもみんな順番に、両手で2切れずつケーキを持ち、けんかしないように遠く離れて静かに味わっておりました。

     

    ○IMGA0054

     

    ○IMGA0036

     

     

    ジョニーさんとユキさんは仲良くケーキを食べながら、楽しくピクニック気分です。

     

    IMGA0050

     

     昨年の大暴れケーキ争奪戦(2015年9月オカンのブログ参照)から一変して、今年は盛り上がりに欠ける・・・いえいえ、平和なセレモニーでした。

    嵐(台風)前の静けさだったのかしらねえ。

     

     さて、食べ終わって満足気にねころがる妻や娘を尻目にジョニーさんがウロウロしはじめました。

    ケーキに気を取られて今日のパトロールをしていなかったことを思い出したみたいです。

     

     IMGA0071

     

    さすが群れのリーダーです。

    怪しいものがないか運動場をくまなく回ります。

     

    IMGA0070

     

     群れの長としてのこの責任感と緊張感が長寿の秘訣らしいです。

    まだまだ頑張ってくださいね。

     

    オカン

     

     

     

     

     

  • 2016年09月19日

    セツビのセ No.74 かわいいでしょ!

     

    夜行性動物舎の換気口配線の補修です。

     

     DSC04215

     

    動物が居ながらの工事です。

     

    DSC04217

     

    動物たちはほとんど近寄ってこないのですが、困ったのがキンカジュー。

    近寄ってくるので、ちょっとの間、箱に入ってもらいました。

    耳が横に付いてるのがかわいい!

     

    DSC04218

     

    短時間で終了。

    すぐに箱から解放されました。

    ごめんね。

     

    帰り際に温室の中のぞいたら、ナマケモノのカンベ君が地面で熟睡中。

    ご飯時は木に登るのに、これじゃあ皆さんには見えませんよね。

     

    DSC04229

     

    ZiZi1号

  • 2016年09月18日

    じゅーいのしゅーい#79 タンタンたっぷりタンじょうび

    バックヤードでケーキ作成中の飼育係、気合が入ります。

    DSC_1028

     

    二段重ねの氷に、たっぷりのブドウ・リンゴ・ニンジンでデコレーション。

    DSC_1032

    今年はちょっとかっこいい感じです。

     

    落とさないように、しずしずとセッティングします。

    DSC_1033

     

    さて今年の旦旦は…勝手知ったる勢いでケーキへまっしぐら。

    DSC_9805

    デコレーションのブドウやリンゴをひたすら食べます。

     

    ずっとこちらに背中を向けてですが…。

    DSC07912

     

    一段目ごと抱えて、挟まっているリンゴに夢中(たぶん)。

    DSC07929

     

    そのあともブドウなどデコレーション部分をくまなくゲット!

    DSC07959

    なぜか台に乗って伸びている右後ろ足がかわいい… :oops:

     

    食べつくしてもまだあきらめず、台の上をかぎまくります。

    「まだ残ってるんじゃないの?この竹の下とか」

    DSC07986

    視覚よりも嗅覚にたよっている感じがよくわかります。

    それにしても、もうたっぷり食べたんじゃないの~?

     

    ついにあきらめ、食後のお昼寝タイム。「ごちそうさま」

    DSC08010

     

    今年も寄せ書き用に、資料館のスタッフが素敵なイラストを描いてくれました。

    DSC08015

    たくさんメッセージをいただたきましたよ~。

    しばらく観覧通路の壁に掲示していますので、どうぞご覧ください。

     

    今年も元気でお誕生日がむかえられてよかったね、旦旦。

    DSC07953 (2)

     

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2016年09月17日

    資料館だより No.29 WS「六アイ生と動物のお面をつくろう!」再募集中!

    9月24日(土) 13:00~15:00 小学生対象に

    動物科学資料館、動物園ホールにて、ワークショップ「六アイ生と動物のお面をつくろう!」を開催します。

    今回は、六甲アイランド高等学校の美術デザインコースの学生さんたちにご協力いただき、動物のことを学びながら、いつもと違ったワークショップを展開します。

     

    一度、締切ましたが、残念ながらまだ定員に達しておりません。

    再募集中です。締切間近!

    参加希望の方はお急ぎください。

    (申込み方法はホームページをご覧ください)

     

    こんなお面を作ります。

     

    ユキヒョウ

    DSC_1847

     「今年の夏は暑かったな?」

     

    シマウマ

    DSC_1853

    「ライオンに襲われないように、勉強中」

     

    トラ

    DSC_1849

     「みんな待ってるぞ! ガオー」

     

     

    もう一種類予定していますが、今回は掲載していません。

    お楽しみに。

     

     

     

     

    Norigoriチャン