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2014年09月21日
セツビのセ No.9 レールの話
工事順調です。
コザルは型枠工事進んでいます。
ゾウ舎キーパー通路の屋根はできました。
ゾウ舎の工事状況を確認していましたら、檻のレールに文字があることに初めて気が付きました。
諏訪子とマックの仕切りのレールで、奥から4本目です。 今まで知りませんでした。
調べたところ、 左から レールの規格、製造メーカー(社紋)、製造年、製造月(縦棒の本数が月)、製鋼法の略号らしいです。
この場合、 1m当たり30Kgのレール(80に見えますが30と思われます)、日本製鉄製、1940年(昭和15年)12月製造、平炉(OH:Open Hearth)を用いて製鋼した材料を使用されたもののようです。
レールは33本あって、判別できないものも含めて7本に文字がありました。
レールは奥が深い!!
ZiZi1号
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2014年09月21日
お宝、発見 シルバーバックの「のどぶくろ」
ニシローランドゴリラのヤマト君、推定37歳。
おとなのオスの特徴である銀色の背中、
みごとなシルバーバックです。
視線を合わせないようにしていたのに、
ドラミングのスイッチが入りました。
アレ、これまで思い込んでいたイメージと違う。
手はグーでなく、指先で胸をたたいている感じ。
音はドンドンというよりは、ポコ、ポコ、ポコ ・ ・ ・ 。
しかも、なぜか、軽やかに響きわたります。
“THE NATURAL HISTORY OF THE GORILLA”
という洋書の中に謎を解くお宝を発見しました。
それは「the laryngeal sacs のどぶくろ」です。
「のどぶくろ」はのどにある空気でふくらむ袋です。
ヒトではへこんみだけ残っていますが、チンパンジー、
オランウータン、フクロテナガザルなどにあります。
ゴリラのシルバーバックの場合、とても大きなX字形。
のどの前面から上部へは、左右に分かれて、
後方へ首に広がっている。
下部へは、最も大きく、左右に分かれ、
胸の筋肉と骨の間を通り、
脇の下まで達しているとのことです。
「のどぶくろ」のふくらむ具合を想像してみました。
太鼓のように響きわたるのも合点がいきます。
ドラミングに運よく出会っても一瞬です。
まばたきせずに、首や胸をよ~く観察してみて下さい。
(なんの専門)
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