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2014年05月31日
えんちょうさんぽ⑨ 「おかあさんといっしょ」
今年もいろいろな動物の誕生があり、かわいらしい赤ちゃんの姿や世話をする母親の愛情などを見せてくれています。
シロテテナガザルのこどもがブラキエーション(腕わたりによる移動)の練習をするのをお母さんが心配そうに近くで見守っているところです。
サルは出産直後から数週間、母親がおんぶか抱っこをして24時間子育てをします。シロテテナガザルのお母さんも子供を抱っこしながら足を曲げながらブラキエーションをして子供が落下しないよう注意を払っていました。
サルの赤ちゃんはあまり鳴かないといわれています。それは人間のように泣いて要求しなくても常に母親が面倒をみるからと考えられています。
今、フラミンゴ池はベビーラッシュです。この写真は卵から孵って1~2週のひなですが、もうお母さんのまねをして、1本足で立つ練習をしています。
なぜ、フラミンゴは1本足でたつのか
鳥類は哺乳類より高い体温(42度)です。羽根など保温機能のない足から熱の放出を少しでも減らすため1本足で立つといわれています。
これは他の水どりでも見られます。また、足元のつけ根にワンダーネットという動脈と静脈の熱交換機能があり、末端に行く血液(動脈血)からの熱の放出を抑えています。
シマウマの赤ちゃんが5月15日(木曜)に誕生しました。この写真はその翌日に撮影したものです。
草食動物は出産の際、外敵に襲われる危険性が高いため、生まれて30分ほどで立ち上がり、歩けるようになります。
この日は昨日生まれたと思えないほどしっかりした足取りで、お母さんにずっとくっついていました。
お母さんも3子目で慣れたものと思いますが、まだ、周りを警戒し、この日はお父さんも近くに寄せ付けないようにしていました。
最近は仲良く3頭並んで草を食べています。
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