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最新ニュース

  • 2018年02月05日

    ウール100%??

    さむい・・・

     

    さむい!

     

    超さむいっっ!!

     

     

     

    と震え上がる人間たちを尻目に、陽だまりでのんびり丸まっているもこもこのかたまり。

     

    ○IMGA0355

     

     

    純正ウールをまとったふれあい広場のヒツジさんたち。


    去年の5月に丸刈りにされたのに、1年もたたずにこんなに伸びました。

     

    (丸刈り直後)

    ○IMGA0334

     

     

    まあるいヒツジはあったかそうで、見ているこちらもほっこりします。

     

    2

     

     

    ヤギのススム「ええのう。ワシもぬくぬく毛皮がほしいわ。ワシ、ずっと丸刈り同然やし。」

     

    ○5

     

     


    ヒツジは毛がぬけません。


    いろんなものを巻き込んで、どんどん毛が伸びていきます。

     


    こんなものが

     

    ○IMGP1051

     

     

    こんな感じで。

     

    ○4

     

     

    こんなものが

     

    ○IMGA0341

     

     

    こんな感じで。

     

    ○IMGA0358

     

     

     

    ブラックホールみたいに、どんどん取り込んで伸び続けます。

     

    結果として、ウール100%とみせかけて不純物も0.05%ほど混ざっております。

     

     

    ふれあい広場の入口ゲートには、この広場の羊たちの毛でできたスタッフお手製の羊毛マフラーもございます(見るだけね。貸し出しはしていません。)

     

    ○6

     

    オカン

  • 2018年01月28日

    ゾウのレントゲン

    市原ぞうの国に行ってきました。


    半年に一度、恒例の「結希とりり香の足のレントゲン撮影」です。

     

     

    今回から撮影台が総アクリル製から金属製の枠になっていました。

    足を乗せる部分もアクリル2枚重ねです。


    さすがに今までの枠なし台では、結希とりり香の体重を支えきれずに壊れてしまいますからね。

     

    Before

    IMG_3322

     


    After

    IMG_4511

     


    撮影前におやつをたくさんもらって、気分良く撮影に入ります。

    左がりり香、右が結希です。

    床のおやつを上手に鼻で巻き取って取ります。

     

    IMG_4527

     

     

    「結希くん撮りますよ~。」


    「は~い、お鼻をあげてポーズしたよ~(矢印)。」

     

     

    IMG_4533

     

    (あのー、撮ってるのは足ですけど。。。)

     


    レントゲン写真がこれ。

    中指の先端の骨がちっちゃい錨の形です。

     

    結希49_803_20180124135424.0 - コピー

     

     


    大人になるに従って、でっかいお皿みたいな形になります(47歳太郎の骨)。

    形からいえばまだお子ちゃまです。

     

    太郎の前肢骨格

     

     

    おみやげに結希の描いた絵の最新作をいただきました。

     

    IMG_4547

     

    IMG_4549

     


    「画伯」と言っていいくらい上達したと思いませんか?

     

     

    オカン

     

  • 2018年01月22日

    きょうの1枚~テツジイの咆哮

    妻と抱き合ったまま絶叫するフクロテナガザルのテツジイ。

     

    IMGA0352

     

     

    何かにおにおこ???

     

     

    オカン

  • 2018年01月21日

    シベリアオオヤマネコの健康診断

    このブログをご覧になってるネコ飼いの方は、「年に一度、うちの子(ネコ)の健康診断とワクチンは欠かしません」、という方も多いはず。

     

    王子動物園でもネコのなかまはたくさんいますが、病気予防のため年に一度、ネコ科動物(ライオン、トラ、ジャガー、ボブキャットなど)の健康診断とワクチンは欠かしません。

     

     

    (当園使用のネコのワクチン。みなさんのおうちのネコと同じものです)

     

    IMG_4494 - コピー

     

     

     


    明日と明後日はシベリアオオヤマネコのワクチン接種及び健康診断の日です。
    月曜日はアル(オス)、火曜日にはベル(メス)に寝室で全身麻酔をかけ、ワクチン接種、採血、体のあちこちのチェックを行います。

     

    おとこまえのアルさん

     

    アルさん

     

     

     

    アンニュイな雰囲気漂うベルさん

     

    ベルさん

     

     

     

     

     

     

     このため、明日(月曜日)と明後日(火曜日)は中型ネコ舎(通称ネコ長屋)と小獣舎の寝室側は朝から昼過ぎぐらいまで閉鎖の予定ですのでご了承ください。

     

    (こっち側は通行止め)

     

    IMG_4497

     

     

     

    展示場にはいつもどおり動物たちが出ております。

    ただし上記の理由によりアルは月曜日、ベルは火曜日欠席です。

     


    (こっちはいつも通り)

     

    IMG_4499(1)

     

     

    よろしくお願いします。

     

    オカン

     

     

     

  • 2018年01月17日

    23年前の「あの日」

    今年もまた1月17日がやってきました。

     

    1995年1月17日、午前5時46分、兵庫県南部に非常に強い地震が発生しました。
    王子動物園は神戸市灘区にありますが、ここ灘区でも大きな被害がありました。

     

     

    動物園は自衛隊の駐屯基地、動物園ホールは避難所および遺体安置所、王子陸上競技場はヘリポートになり、園内は自衛隊のテントや車両で埋まりました。

     

     

    (キリン舎前の自衛隊車両)

    キリン舎前自衛隊873

     

    (遊園地のテント)

    b064

     

     

     

    動物園はこの日から75日間、休園しました。

     

    休園のおしらせ

     

     


            

    震災当日、動物たちはみんなおびえた様子でしたが、動物舎自体は大きな被害はなかったため、死傷動物はありませんでした。
     
    ガス、水道、電気の復旧に時間がかかり、その間の飼育作業はたいへんでした。

    夜は交代で泊り込みをし、動物たちを観察し続けました。動物を守るためにみんな必死でした。


    餌については交通網が寸断されているなか、入手できるところに買い付けに出かけ、京都市動物園や天王寺動物園などの協力をいただき、なんとか乗り切ることができました。

     

    エサの援助輸送トッラク(京都)

     

     

     

    1995年4月1日再開に向けて3月23日~31日に無料開園を行い、まだ鉄道が全線開通していないにもかかわらず大勢の人たちが来て下さいました。


    動物たちの元気な姿にお客様から喜びの声が上がり、笑顔で動物たちに声をかけ、久しぶりに気が晴れたと対話がはずんでいました。

     

    再開

     

    (満員の園内。桜が咲いています)

    満員の園内

     

    未曾有の大震災により神戸市も莫大な被害を蒙りましたが、王子動物園は被災された多くの方々に夢や希望を与える場としての役割を果たせたとしたら嬉しく思います。

     

    そして震災の記憶を忘れることなく、動物園を支えてくださった方々にあらためて感謝するとともに、これからも皆様とともに歩んでいける動物園でありたいと願っています。

     

    オカン

     

     

  • 2018年01月03日

    「旦旦」の「旦」は元旦の「旦」

    みなさま、

     

     

    「あけまして・・・」

     

    IMGA0258

     


    「おめでとうございます。」

     

    IMGA0259

    (「横向きですんません」by がっちゃん)

     

     


    ところでお正月早々この人だかり・・・。

     

    IMGA0281

     

    豪快にタケを食べる旦旦です。

     

    IMGA0283

     

     

     

    「旦」は太陽が水平線から昇るところを表すまことにおめでたい字であることから、「旦旦」と名前がつけられたんですよ。

     

    なんとお正月向きの名前でしょう。

     

    IMGA0285

     

     

    お正月に旦旦を見た人は、今年はなにかおめでたいことがあるかもしれませんね。

     

     

     オカン

     

  • 2017年12月30日

    王子動物園「この1年」

    2017年もあとわずか。
    今年もいろいろありました。

    この1年間の動物園のおもなできごとをふりかえってみました。

     

    【その1 4月以降はベビーラッシュ】 

    おなじみのフラミンゴをはじめ、カバ、カピバラなどが次々誕生。

    7月6日にはふたごのレッサーパンダも生まれました。

     

    DSC_1390

     (左:メロディ  右:ジャズ)

     

    【その2 アジアゾウ「結希」が市原ぞうの国から一時帰園(6月28日~7月14日)】

    乳きょうだいの「りり香」もいっしょにやって来て、仲良しの姿や楽しいパフォーマンスを見せてくれました。

     

    ○DSC07693(1)

    (左:りり香  右:結希)

     

    【その3 お天気に泣く】

    夜桜通り抜け(4月5~7日)は3日とも雨。

    このイベント始まって以来のことでした。

     

    ○IMGA0043

     

     

    8月、9月、10月には台風で閉園。特に10月の台風21号では大木が倒れるなど被害が大きく、閉園は3日間にわたりました。

     

     ○IMG_3776

     

     

    【その4 コアラの誕生とお別れが相次ぐ】
      

    4月2日、11月13日にママの袋から赤ちゃんが出てきました。

     

    おうかDSC_4132

    (4月に出てきた「オウカ」)

     

    一方で若いアーティー(4才)が7月27日に、偉大なパパのウルル(10才)が12月18日に死亡。

     

    王子生まれのコタロウ(2才)が繁殖のため12月20日に多摩動物園へ引越しをしました。

     

    ○ウメとコタロウIMGP0560

    (コタロウ0才の頃。ウメ母さんと)

     

    【その5 マリンちゃん、いらっしゃい】

    2月18日にアメリカからアミメキリンのマリンちゃんが来園。

    右のアラシくんとくらべると、本当にちびっこでした。

     

    DSC_2531

     

    ・・・まだまだありますが、今日はこのへんで。

     

    動物園の1年はハプニングの連続です。
    何が起こるか誰も予測はできません。
    それはとりもなおさず動物園が「いのち」の現場であるからでしょう。

    この1年、ともに笑い、泣き、はげましてくださった皆様に心より感謝いたします。
    どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

     

    オカン

     

     

  • 2017年12月18日

    偉大なコアラの死

     今から5年前、王子動物園の所有するコアラは、メスは2頭いるものの唯一いるオスは優しすぎて交尾ができませんでした。

     

    「このままでは王子動物園のコアラが絶滅してしまう!」

     

    縋る思いで鹿児島市平川動物園からお借りしたのがウルルでした。

     

     

    2013年10月23日、鹿児島からやってきた輸送箱の中から出てきたウルル。

    コアラとは思えない太い二の腕、逞しい面構え、立派な体躯。
    ほうっと感嘆の声が神戸のスタッフからあがりました。

     

    ウルルIMGP6056

     

     

    ウルルは期待にきっちりこたえ、ミナトとウミが生まれました。
    王子動物園では18年ぶりの繁殖でした。

     

    (ウルルのこどもたち)

    H27.01.13_モミジ仔

     

    IMGA0083

     

    このあとさらに2頭が生まれ、寂しかったコアラ舎は4年で大所帯となりました。

     

    その大恩人のウルルがけさ、死亡しました。
    死因はリンパ腫(疑い)です。

     

    偉大なオトンのウルル、本当にありがとう。お疲れさま。
    あらためて平川動物園には心から感謝申し上げます。

     

    今朝からオカンの涙が止まらないのは、風が冷たいからだけではありません。。。

     

    オカン

  • 2017年12月13日

    オカンのレポート「鋼の錬金術師 in KOBE展」

    11月23日のブログでもご紹介しましたが、王子動物園の旧ハンター住宅では映画公開記念として「鋼の錬金術師 in KOBE展」が開催中。

     

    この映画で旧ハンター住宅はタッカー邸として撮影されましたが、そのときと同じように室内が再現されています。 

     

    IMG_4429

     

     

    ちょっとのぞいてみました。

     

    いやあ、すごいです。

     

    これ(普通の状態)

    IMGA0163 - コピー


    が、

     

    これ

     

    IMG_4439 - コピー

     

    ですから(右側の暖炉が同じもの)。

     

    室内には、

    丸められた紙くず、

    無造作にソファの背にかけられた白衣、

    古びた数多の本、

    書類に書かれた異世界の文字・・・。

     

    細部にまでこだわった演出がなされています。

     


    まるで今にもショウ・タッカーが入ってきて、ソファにでんと腰をおろしそうな、不思議な臨場感にあふれています。

     

     

    おや、博士、ここにおられましたか。

     

    IMG_4446 (2)

     

     

    衣装でしたか。。。

     

    IMG_4447

     

     


    12月24日まで開催いたします。

     

     

    オカン

     

     

  • 2017年12月11日

    おとこ同士のなかよしタイム

    ふれあい広場所属のウコッケイの「たまお」(オス)とカツラチャボの「せんと」(オス)。

    かたい男同士の友情に結ばれて、いつも一緒にいます。

     

    (改)せんととたまお

     

     

    きょうは仲良くお水タイムです。


    せんと(右)「きょうはいっしょに水のもうや。」

    たまお(左)「ふたりで飲むとおいしいですよね。」

     

    2

     

     

    せ「おいしいおいしい。」

    べちゃ。

     

    たまお「あの、トサカ、つかってますよ。」

     

    3

     

     

    せ「ぷは。うんめ。」

    た「あの。。。ワタクシいただいてもよろしいですか。」

     

    4

     

    せ「おー、のめのめ。遠慮せんと飲めや。」

    た「は、はい。ありがとうございます。それでは・・・」

     

    5

     

    せ「べちゃ。」

    た「あ・・・」

    6

     

    せ「ぷへー。うんめえうんめえ。」

    た「・・・」

    7

     

    ふたりはなかよし。
    いつもいっしょ。

     

    オカン