みんなのアイドル、アムールトラのヤマちゃん。

人懐っこいのは相変わらずですが、寄る年波には勝てません。

次の5月には18歳、若いころに比べると足が痛くなったり、暑さがこたえるようになりました。

なので、放飼場と寝室の扉を開放して、好きな時にヤマちゃんが寝室で休めるようにしたいと思います。

ヤマちゃんたちのいる円形猛獣舎は、寝室をご覧いただけません。

もし「トラがいないなー」と思ったら、ヤマちゃんは寝室で休憩中ですので、どうぞご理解ください。

気が向いたら出てくると思います。

さて、ヤマちゃんのブログに便乗してご挨拶いたします。

じゅーいのメガネダヌキはこのたび異動のため動物園を離れることになりました。

これまで、ゆるいブログにおつきあいくださってありがとうございます。

動物と動物園にとって何が正解なのか、そのために私にできることは何か、悩みながらも道なき道を、こっちが前と思われる方向へひたすら進む、そんな毎日でした。

今後とも王子動物園と動物たちをよろしくお願いします。

（亜種メガネダヌキ）

昨年の10月18日に生まれた4つ子のうち1頭が、3月6日に死亡しました。

前日まで体調不良はみられず、突然のことでした。

先日死亡した父親の「なると」についても現在、死因は究明中ですが、今回、死亡したときの状況が似ているため、関連性を含め詳細な検査を実施しています。

複数の検査の結果が出そろうまではっきりしたことは言えませんが、感染症の可能性は低いと考えています。

他の家族はみんな、今のところ元気です。

とはいえ、これまで以上に細心の注意を払い健康管理に努めてまいります。

（亜種メガネダヌキ）

新しい仲間がやってきました！

マヌルネコのオスで「イーリス」といいます。
2017年に埼玉県こども動物自然公園で生まれた若い個体です。

はじめてのお引越しでまだ緊張気味かな。

寝室の、一番上の棚のすみっこで、警戒中…。

当園の環境に慣れるまでは非公開といたします。
イーリスちゃんの状況を見ながら公開しますので、もう少しお待ちくださいね。

（亜種メガネダヌキ）

昨日は暖かくて春みたいでしたね！

今年の冬は寒かったけど、みんなよく頑張りました（動物もヒトも）。

六甲山系も春霞…。

フラミンゴたちはめいっぱい恋の季節です。

集団ディスプレイで大盛り上がり。

みんなで首を伸ばして左右に振り、両翼を広げて、「自分が一番きれいでしょ」とアピール中です。

オスのクジャクの飾り羽も、だいぶ生えそろってきました。

…これ、毎年生え変わるんですよ。

完璧な姿を披露するにはもう少しかかりそう。

メスたち、気に入ってくれるかな？

春はもうすぐそこです！

（亜種メガネダヌキ）

オオアリクイのグァポさんが、本日死亡しました。21歳でした。

オオアリクイの寿命は飼育下でだいたい15～20歳（うーんと長生きの個体は30歳くらいまで生きます）。

ここしばらく体調不良で治療は続けていましたが、今日になって動きが鈍くなり、午後、静かに息を引き取りました。

生態も性格も謎の多い不思議動物だった、オオアリクイのグァポさん。

このブログを作成していたら、以前、作りかけてお蔵入りになったブログの原稿が出てきました。

グァポさんの思い出として、ここに掲載させていただきます。

————————-
オオアリクイの♂グァポさんは、おじいちゃんになってきて、「くるぶし」に床ずれのような傷ができやすくなっているので、定期的に治療をしています。

グァポさんは穏やかな性格で、獣医が一緒に寝室に入って治療をしても、ほとんど怒りません。
 

朝いちばんに治療に行くと、たいてい、グァポさんはまだ寝ています。
 

時には、寝室に入ってゆすり起こさないと起きてくれないことも…。
 
さらに、起きたかな？と思ったら、二度寝することも…。
…グァポさん、そんなに無防備でいいの!?とつっこみたくなります。
アリクイは代謝が低くて、朝は苦手なのかもですね。

とはいえ、前足の鋭い爪でアリ塚を壊すオオアリクイ、海外では飼育係が襲われた事故もあるそうです。

私たちは、のんびりしたグァポさんになごみつつも、万が一の事故がないよう、いつも心がけています。油断大敵！

—————

以上、なつかしい生前のグァポさんの様子でした。

（亜種メガネダヌキ）

昨日はじめて、ガイアと、ミンファ・ジャズ・メロディ母子の同居にトライしました！

レッサーパンダはふつう、父と子は一緒に暮らしません。

なのでジャズ&メロディにとってガイアは、自分たちの父親というより「知らないおじさん」かもしれません。
でもいずれ大人になって、見知らぬレッサーパンダと出会う時の予行演習になると良いなと思います。

このひと誰誰？？　とガイアに興味津々のふたごたち。
 

特にジャズは気にしすぎて、怒られちゃいました。

ガ「ええかげんにせい！」
 

ジ「しゅーん」
 

その後は落ち着いて、それぞれにウロウロ。
 
それにしても、レッサーパンダが4頭同時にわらわらしているところは新鮮です。

…やっぱりガイアを気にするジャズ。
 

そしてマイペースに竹を食べるメロディ。
 

ふたごはそれぞれ個性的で、見ていて飽きません。

何をお話してるのかなあ？

明日からは、様子を見ながら同居したり、分けたりします。
誰をご覧いただけるかは、来てのお楽しみということで…。

（亜種メガネダヌキ）

大晦日ですが、動物たちはいつも通りです。
年末年始は、普段の休園日と違ってとても静か。

ボブキャットはのんびりおくつろぎ中。

バクダンおにぎりのように丸くなってお昼寝中のツキノワグマ。

カピバラきょうだいは、並んで排泄中…失礼しました。

シロフクロウは後ろを向いてますね。

あ、後ろ向きは顔だけでしたか…（よく首が回る！）。
 

クチバシまで羽毛でガードして暖かそう。

ベニイロフラミンゴは目に染みるほど鮮やかな朱色になってきました。

（写真がいまひとつですみません）

12月29日～1月1日の4日間、動物たちはノンビリ年末年始の休暇です。
新年は2日から、皆さまをお待ちしています。

では、皆さまよいお年を。

（亜種メガネダヌキ）

ミンファの妊娠・出産のため、別宅（旧レッサーパンダ舎）で過ごしていた、父・ガイア。

母子のいる現レッサーパンダ舎に戻ってきました。
 

久しぶりの放飼場、パトロールに余念がありません。
 

においをかいでは…
 

マーキング。
 

ミンファと双子たちのにおいがするかな？

しっかり竹も食べていました。
 

今日からは、午前中ガイア、午後ミンファ＆ツインズの展示予定です。

レッサーパンダたちの状況次第で、展示の個体が流動的に変わる可能性もあります。

ご理解いただきますようお願いいたします。

（亜種メガネダヌキ）

12月20日、王子動物園生まれのコアラのコタロウが、東京都多摩動物園へ移動しました。

前日まで、そんなこととは知らないコタロウちゃん。

目の前でカメラを構えてもウトウト。

ほんとマイペースな大物だねえ。

そういえばちっちゃかった時も…

思いっきりカメラを向けているのに、ウメのおなかからずり落ちそうになりながら、やっぱりウトウトしてました。

さて当日、まるでいつもの体重測定時のように自然に運ばれ…

…気づいたときには箱の中。

輸送箱の中は、がっちり固定された止まり木と埋め尽くされたユーカリで完全コアラ仕様です。

寒い時期ですから、空調ばっちりの車で多摩までノンストップ！

いってらっしゃい！元気でね！

コタロウちゃん、立派なオスコアラとして多摩でも活躍してね。

（亜種メガネダヌキ）

ホッキョクグマ舎に、いつもより広大な雪原が出現しています。

下から見てもいい感じ。

みゆき「なんかいつもと違うわね」

もちろん神戸にこんなに雪が降ったわけではなく…

12月24日(日)に、みゆきの大好きなサケをプレゼントするための準備なのです。

プレゼントは10:30頃から実施しますので、それまでみゆきは寝室で待機となります（ご覧いただくことはできます）。

雨天決行ですが、お天気がよければ、サケの他に飼育員特製のサプライズなプレゼントがあるかも？

みゆき、喜んでくれるかな。お楽しみにね。

人工降雪機もおつかれさま。

(亜種メガネダヌキ)