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2024年01月04日
おっちゃん日和epi.6 新年明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウィスルの感染拡大が落ち着き、以前のような日常生活を取り戻していく中で来園者も増え、改めて動物園が多くの方々の日常の1コマであると認識しました。
動物園では中止していたイベントを徐々に再開しています。12月には4年ぶりに干支の引継ぎ式を来園者の皆さまと楽しみました。
今年は多くの方々に更に喜んでいただければ、と思っています。
さて、2024年は「辰」年です。十二支のうち唯一の空想上の動物であり、万物の運勢が上昇すると言われています。空想上の動物なのですが、人の名前、地名、昔話、ゲームのタイトル等と結構身近に「辰」が使われています。
さすがに歴史のある王子動物園でも「辰」はいないだろう、と園内をウロウロしていると、なんと!「辰」がいました。場所は夜行性爬虫類館前の日時計です。
是非、皆さまも見に来てください。
1月2日の開園初日は、天候にも恵まれ多くの方々にご来園いただき、ありがとうございました。今年はこの勢いにのり、上昇の1年となるよう願っています。
本年もよろしくお願いいたします。おっちゃん日和
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2023年09月07日
おっちゃん日和epi.5 いつまでも暑いですねぇ
二十四節気で付けられている季節の名前では、今の時期を「処暑」といい夏の暑さが和らぐ頃、と言われています。あと数日もすれば、日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていく「白露」と呼ばれる季節になります。
確かに朝晩はこれまでの暑さが少し和らいだような気もしますが、日中はまだまだ残暑が厳しく、熱中症情報では「厳重警戒」が続いています。
皆さまも暦と現実の季節が合っていない、と感じられているのではないでしょうか。
暑さが続く中、動物たちはどのように暑さを凌いでいるのかが気になり、園内を観察してきましたので、ご報告します。
カピパラは、水風呂でクールダウン
アカカンガルーは、木陰で休憩
シマウマは擬岩の陰に避難
このように暑さにうんざりしている動物たちを見ていると、少しでも地球温暖化防止に貢献しなくてはと思い、小さな取り組みですが、昼食時にはマイフォーク・マイスプーンを使っています。
「これからも、小さなことからコツコツと頑張っていこう!」と思っています。
追伸。
園内のイチョウの木に、ギンナンが実り始めています。小さな秋を見つけました。
おっちゃん日和
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2023年04月24日
おっちゃん日和epi.4 新緑のシーズンがやってくるゾウ
前回の投稿が2月下旬。2か月前には「春よ来い。早く来い。。。」と春を待ちわびていましたが、「あっ」という間に4月下旬となりました。
王子動物園では夜桜の通り抜けが終わり、桜の花も散ってしまいましたが、これからは木々が芽吹き、新緑の眩しいシーズンへと移り変わっていきます。
雪が降った1月には寒そうに立ちすくんでいたゾウも、今ではすっかり草に覆われ、夏になると隠れてしまうのでは、と心配しています。
園内ではツツジが「もうすぐ満開になりますよ…」と言わんばかりに、いたるところでタイミングをうかがっています。
花と緑に覆われた王子動物園へぜひお越しください。お待ちしております。
おっちゃん日和
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2023年02月23日
おっちゃん日和epi.3 春はすぐそこに
立春も過ぎ、日中の日差しは春の訪れを感じ、徐々に寒さも和らいでいるように感じる今日この頃ですが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
既に新聞やテレビ等の報道でご存じかと思いますが、王子動物園では野鳥(カラス)から鳥インフルエンザが確認され、余儀なく一時閉園していました。
現在は、鳥舎の周りに消石灰を散布し、一部観覧中止エリアを設ける等、万全の防疫対策を講じながら、お客様をお迎えしております。
入園ゲートでは靴底や手指消毒を徹底しており、皆さまにはご不自由・ご不便をおかけしておりますが、園内外での感染拡大防止のための措置です。何卒、ご理解・ご協力をお願いいたします。
話は戻りますが、園内を巡回していると、春の訪れを見つけましたのでご紹介させていただきます。
写真はキリン舎やアシカ舎の梅の木です。
一分・二分咲き、といったところでしょうか、梅の花がチラホラと咲いています。
1か月も過ぎれば、次はサクラです。園内が桜色に染まる季節がもうそこまで近づいています。
冬の寒さをしのぐため団子になっていた小ザルたちも、それぞれが好き勝手に遊ぶことが増えているようです。
春よ来い。早く来い。。。
(おっちゃん日和)
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2022年12月29日
おっちゃん日和epi.2 年末のご挨拶
早いもので今年もあと3日となりました。
王子動物園ではトラからウサギへの「干支の引継式」も終わり、新年を迎える準備をしています。
来年は卯年ということで、ウサギについて少し調べてみました。
一口にウサギといっても複雑に分類されており(ある図鑑では2科12属59種でした)、王子動物園のふれあい広場で飼育している14羽のカイウサギは、アナウサギが家畜化されたものです。
また、ウサギの数え方に「羽」を使いますが、その由来は様々で、「飛び跳ねているから鳥っぽい」、「耳が羽に見えるから」等の諸説があるそうです。
それから、卯年についてインターネットで検索してみたところ、
「芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になります。」
という記事を見つけました。
最後に動物園のブログで、普通の年末のご挨拶となってしまい申し訳ありません。
本年も多くの方に王子動物園にご来園いただき、本当にありがとうございました。
2023年も更に大きく成長し飛躍したい、と思っています。
来年も職員一同、皆様にご満足頂けるよう、より一層の努力をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
おっちゃん日和
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2022年11月06日
おっちゃん日和epi.1 動物園の「不思議」
はじめまして、おっちゃん日和です。これから日々の仕事の中で、気になったことを書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。
皆さんは、王子動物園に二宮金次郎と小便小僧がいるのをご存知でしょうか。薪を背負い、本を読んでいる二宮金次郎と言えば小学校、小便小僧と言えばベルギーのブリュッセルで有名ですが、この二人がどうして動物園にいるか不思議に思い、その理由を園内で聞いてみました。
聞いてみたところ小便小僧のルーツはわかりませんでした。中には何処の街から歩いてきたのでは、というテキトーな話も。
開園から72年目となり歴史ある動物園なので、経緯がわからないこともあるんだ、と勝手に納得してしまいました。
皆さんも是非、園内の「不思議」も見て下さい。お待ちしております。
ちなみに、二宮金次郎は以前園内で営業していた飲食店のご主人から譲り受けたそうです。おっちゃん日和
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