晴天に恵まれた15日の日曜日、午後からふれあい広場で「羊の毛刈り」が行われました。

羊は毛が抜けないので、年に一度は毛刈りをせねばなりません。

 これがバリカン。大きくて重たいです。

これは動物病院のおけがセット。

消毒薬、抗生剤、洗浄液、包帯、ガーゼ、脱脂綿、注射セット、懐中電灯･･･

うっかり皮膚を刈って大けがしてしまったときのために、万全の態勢で臨んでいます。

刈られちゃうのは羊のスーちゃん（8才）。なんか緊張しています。

万全すぎてかえって不安になったのでしょうか。

 よっこらしょと座ってもらい、さあ毛刈りのスタートです。

この日の術者は、先日六甲山牧場で修業をしてきたスタッフ。

修行の甲斐あってなかなか見事なバリカンさばきです。

一滴の血も流さず、見事に粛々と刈り上げました。

刈られた毛は全部で3kg。

スーちゃんお疲れ様でした。

風邪ひかないでくださいね。

オカン

なんと。

フタユビナマケモノのキンカンちゃんのおなかに大きな「大」の字が出現？？？

文字ではなくて、赤ちゃんです。

４月２９日の朝生まれていました！

キンカンちゃんは３月にみさき公園から王子動物園にやってきたのですが、まさか妊娠していたなんて誰も気づきませんでした（汗）。

赤ちゃんがおっぱいを吸っていることころです。

ナマケモノのおっぱいは胸にあります。

キンカンちゃん、余裕の母の表情･･･。

おかあさんのおなかは最上級のベビーベッドみたいです。

親子でお休み中。

顔はこんなの。お母さんに似てるのかな？

まだよくわかんないですね。

ナマケモノ親子は「太陽の動物舎」にいるのですが、おっぱいネンネの今の時期はタイミングよく赤ちゃんを見ることははっきり言って難しいです。

キンカンちゃんのおなかのあたりに黒いものが見えたら、赤ちゃんの手か足か頭の一部だと思ってくださいませ。

オカン

新しいパンダのぬいぐるみがやってきました。

パンダ館の観覧通路入口付近です。

以前ここにあった2体のぬいぐるみが年を経てすっかりボロボロになってしまったので、

長年の労に感謝しつつ、思い切って新しいものにしました。

高かったので1体だけです。

しっぽもちゃんと白です。

記念撮影をどうぞ。

･･･でもパンチやキックはしないでね。

上から乗っかるのもご遠慮ください。

よろしくお願いしま～す。

オカン

 昨日（23日）の夕方、「動物たちのトリックアート」の取り付け工事をしました。

肉眼で見ると平面ですが、写真に撮ると立体的に浮き上がってみえる不思議な絵です。

ゾウのマックが壁の中から出てきそうです。

たまたま通りかかったお客様にケヅメリクガメのよしはるに触ってもらいました。

来園の記念に動物たちとの写真をどうぞ。

全員王子動物園の動物たちです。

設置場所は、コザル舎北側（山側）チンパンジーなどの類人猿のいるところです。

オカン

 先日のヒカンザクラに続いて、もうひとつ桜のお話をしましょう。

王子動物園の入園ゲート前に1本の桜があります。

王子公園の桜はほとんどが「ソメイヨシノ」ですが、

この桜は「ササベザクラ」といいます。

時間とともに花の色が変わる不思議な桜でございます。

昨年の状況を見てみましょう。

これが咲き始めの様子（4月2日ごろ）。

花の色は薄い薄いピンク色です。ほとんど白といってもいいでしょう。

4月7～10日ごろ。

花の色が赤く色づきました。遠目にもはっきりわかります。

もし王子動物園の前をよく通るよ、という方がいらっしゃいましたら

今年はこの花の色の変化も楽しんでみてくださいね。

オカン

ここ王子動物園の管理事務所にも春がやってきました。

ツクシです。

みんな思い思いに楽しんでいます。

「わーい、ネコパンチ、ネコパンチ！」

「えーと、歌います。♪たのちーたのちーどうぶつえん･･･」

「ZZZ･･･」

「ZZZ･･･」

事務所入ってすぐ右側です。

どうぞ見に来て下さいね。

オカン

D51前のヒカンザクラが咲きだしました。

ヒガンザクラ（彼岸桜）ではなく、ヒカンザクラ（緋寒桜）。

ちょっとややこしいですね。

なのでカンヒザクラ（寒緋桜）と言うこともあるそうです。

ふれあい広場の入口からはこんなぐあいに見えます。

今日はお天気が良くないのでなんかイマイチですが。

動物病院の入院舎前から見るとD51をバックにいい感じで見ることができます。

濃い紅色の花が下向きかげんに開きかけています。

ヒカンザクラは開花時期が1～3月とのことですが、王子動物園では毎年3月に咲きます。

ああ春やなあ～。

オカン

王子動物園の入園ゲートにあるモニター。

なにか映っていますよ。

ほら。

ほらほら。

じゃーん。

知る人ぞ知る、王子動物園テーマソング「ずーっといっしょ」（歌：ワタナベフラワー）がついに、やっと一般大公開されます。

NHK「みんなのうた」でも楽曲が放送されるなど、全国区にも知られている神戸出身のワクワクロックンロールバンド「ワタナベフラワー」さんが提供してくださった名曲です！

動物の名前がいっぱい盛り込まれた楽しい歌詞にあわせ、モニターにもいろいろな動物が登場します。

ついついつられて踊ってしまうくらい、ノリのいい曲です。

3月1日より開園時間前の約8分間、放映しますので、何種類の動物がでてくるか数えてみてね。

オカン

ふれあい広場はこどもたちに人気のエリア。

いろいろな鳥やかわいい動物が放し飼いにされています。

かわいいだけではありません。

足元を縦横無尽にかけまわるホロホロチョウ軍団がいたり、

ラマが唾をひっかけようとねらっていたり、

獣医を見ると突撃姿勢を取るガチョウがいたり、

いずれ劣らぬ個性派ぞろい。

人気なのは１日３回行われる「ふれあいタイム」。

ウサギとモルモットをさわることができます。

こちらはふれあいタイムに参加してくださったおともだち。

ゴールデンウィークなどのハイシーズンには長い行列ができ、

お待ちいただく時間も長くなってしまいます。

ゆっくりさわりたい方は大雨の平日が狙い目です。

王子動物園に来られた際はぜ立ち寄りください。

かわいい動物たちがお待ちしています。

オカン

こんな写真を発見しました。

アジアゾウのマックがまだふるさとのスイスにいた頃、

母ゾウといっしょにいるところの写真です。

「お母さんとおんなじポーズができるよ」と得意そう。

ちっちゃな牙が生えています。

当時のマックの名前は「ボーイ」と言いました。

マックは日本にきてからつけた名前です。

お父さんはMaxi（マキシ）、お母さんはClaudy(クラウディ)といいます。

マックにもこんな少年時代があったなんて、ちょっと和んでしまいます。

市原ぞうの国にいる息子の結希と似ていると思いませんか？

特におでこの剛毛が･･･。

オカン