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2010年05月21日

ジャイアントパンダの出産ならず

王子動物園のメスのジャイアントパンダ「旦旦(タンタン)」は、昨年11月に発情の兆候が見られたため、オスの「興興(コウコウ)」との間で人工授精を行いました。
 
しかし、出産予定となる3~4月以降の経過を見ても出産の兆候がないため、今回の人工授精は成功していないものと判断しました。

4月初旬より、妊娠の可能性を疑わせる尿中ホルモンの上昇や、採食量の減少などが見られ、経過を観察していましたが、4月下旬以降になってホルモンの値や、食べているエサの量などが通常に戻り、エサのニンジンや竹などを抱くなどの偽育児の行動が見られたため、残念ながら偽妊娠であったと判定しました。
 
なお、王子動物園では2003年よりジャイアントパンダの人工授精を実施しており、2007年に初めて受胎に成功しましたが死産。また2008年は初の出産に成功しましたが、4日目に赤ちゃんが死亡しています。
 
※ジャイアントパンダの妊娠期間は100~120日程度で、受胎していなくても妊娠時と同じような行動やホルモンの変動が見られます。

2009年(平成21年)11月の人工授精の経過

(1) 11月24日
   メスの「旦旦(タンタン)」に発情の兆候があり、オスの「興興(コウコウ)」から採精を行い、人工授精を実施
(2) 11月25日
   2回目の人工授精を実施
(3) 11月26日
   3回目の人工授精を実施

昨年までの経過

・2000年(平成12年)7月16日
  中国より2頭のジャイアントパンダ(初代「興興」と「旦旦」)が来日
・2002年(平成14年)12月9日
  性成熟不全の初代「興興」に代わり、2代目「興興」が来日
・2003年(平成15年)~06年(平成18年) 春
  メスの発情期に自然交配させるが成功しないため、人工授精を実施したが受胎には至らず
・2007年(平成19年)8月12日
  3月23日~25日の発情・排卵期に3回の人工授精を実施し、受胎に成功したが結果は死産
・2008年(平成20年)8月29日
  4月30日~5月2日の発情・排卵期に3回の人工授精を実施し、8月26日に出産に初成功したが、4日目に赤ちゃんが死亡
・2009年(平成21年)1月21日~23日
  3日連続で人工授精を実施
・2009年(平成21年)5月19日
  出産の兆候が無いため、偽妊娠と判定
・2009年(平成21年)11月24日~26日
  3日連続で人工授精を実施

王子動物園のジャイアントパンダ

・オス:「興興(コウコウ)」 中国名-龍龍
     1995年9月14日 中国大熊猫研究中心(臥竜繁殖センター)生まれ  14歳
・メス:「旦旦(タンタン)」 中国名-爽爽
     1995年9月16日 中国大熊猫研究中心(臥竜繁殖センター)生まれ  14歳

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