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2012年02月02日

パンダの石像「だいすき」を設置しました

2月1日、入園ゲートから、ジャイアントパンダのいる「パンダ館」へ向かう途中にパンダの石像を設置しました。

「だいすき」と名付けられた石像は、東京芸術大学生の白井さんが、2009年に死亡したジャイアントパンダ「興興(コウコウ)」への思いから製作され、王子動物園に寄贈いただきました。
 
「だいすき」は黒御影石の彫刻品で、子どもたち触ってもらえるように低めの台座の上に設置しています。

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石像「だいすき」

・高さ:石像のみで約45cm、台座を含めると約95cm
・重さ:約60kg
・材質:黒御影石

作者のプロフィール

白井翔平(東京藝術大学美術学部彫刻科3回生)
 1989年 京都府で生まれる
 1991年 芦屋市に移住
 2006年 兵庫県立明石高校 美術科に入学
 2008年 高校卒業後、東京の美術予備校で本格的に彫刻を学ぶ
 2009年 東京藝術大学美術学部彫刻科に入学
       大学では主に石彫を学んでいる

作者のコメント

この石像「だいすき」は2010年10月に亡くなった2代目「興興」の追悼の意味を込めて彫りました。子供の頃から良く王子動物園に足を運び、なかでもジャイアントパンダは一番のお気に入りでした。私がこの作品に込めたメッセージは“だいすき”という気持ちを素直に持ってほしいと言う事です。何かを愛でること。それは万国共通に必要不可欠なことで、豊かな心を育む糧になります。この作品を通して、人々に、特に子どもたちにその思いが伝われば、と考えています。

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